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子どもが解くだけで頭がよくなる「めいろ」の魅力

 堀江貴文さん、落合陽一さん、てぃ先生、藤原和博さん、山口周さん、香川真司さんなど、各界の第一人者と幼児教育の超プロとして対談してきた花まる学習会代表の高濱正伸さん。子どもはもちろん、育児や家庭学習に悩む親にも寄り添った著書・監修書は累計300万部超に及びます。

 これまで数十万人の子どもを直接・間接的にみてきた高濱さんは、「『本当の頭のよさ』を身につけるには、何かに夢中になって試行錯誤し、『見つけた!』『わかった!』『できた!』を積み重ねること」が有効だと言います。

 花まる学習会で試行錯誤と発見をたくさん経験した子は集中力、やり抜く力、自信、創造力、物事を楽しむ力、論理的思考力といった「あと伸び」するために必要な、学力の土台ができるのだそうです。これらの力は社会に出てからも活躍するうえでも重要な役割を果たします。

 ただ、特に幼児期は好きなことにしか夢中にならないものです。そうすると「学習はしなくていいのか」などと心配する人もいるかもしれません。そこで「遊びに夢中になる」を「学びに夢中になる」に変えていくのが、「学びになる遊び」です。高濱さんによると、特に優れていたのが、めいろ。

『あたまがよくなるめいろ あそび編』

 子どもはめいろが大好きです。めいろは始まりと終わりが明確で、たとえまだ文字が読めなくても、線を上手に描けなくても、指でたどるうちに「ゴールできた!」という快感を得られるからです。じっくりと考えて何度も試行錯誤したことで増す達成感も、潜在的な魅力の一つでしょう。

遊ぶだけで数理センスが磨かれる

 このめいろの特長や魅力を生かして、花まる学習会グループのなかでも特に数理の力を伸ばすことが得意な「アルゴクラブ」の講師陣が作成したのが『あたまがよくなるめいろ あそび編』です。論理的思考力が自然に身につくめいろやパズルを133問収めました。

 付与されたルールを守りつつ、めいろの構造を見抜くことで、集中して考えるという大切な学びを多方面からできるように設計してあります。本書の一部を抜粋し、解くだけで自然に数理センスが身につく3つの問題をご紹介するので、ぜひ解いてみてください。


各問題のこたえをぜひ本書『あたまがよくなる迷路 あそび編』(サンマーク出版)でお確かめください!

何でも「遊び」にできる

 高濱さんは、どんなに勉強が嫌いな子でも、めいろを前にすると自然に解き始めるといいます。そして、行き止まりにぶつかるなどして行ったり来たりを繰り返すうちに、どうすればゴールするかを予測し始めるそうです。この考える過程で「あと伸び」に必要な力が自然に育まれていくのだとか。

 子どもは新しい知識を得ることが大好きですが、気づくと「勉強」がイヤになっていることがあります。これに対して高濱さんがおすすめするのが「何でも遊びに変えてしまうこと」。遊びにすることで楽しみながら学ぶというよい思考のクセが身につくのです。

【著者】
高濱正伸(たかはま・まさのぶ)
1959年熊本県人吉市生まれ。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。花まる学習会代表、NPO法人 子育て応援隊むぎぐみ理事長。算数オリンピック作問委員。日本棋院理事。
1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。会員数は2万人を超え、野外体験企画では年間約1万人を引率。2015年より佐賀県武雄市で官民一体型学校の運営に関わる。
講演会も各地で行い、2020年度からオンラインでも開催。
TBS系『情熱大陸』やテレビ東京系『カンブリア宮殿』などのテレビ出演、また新聞、雑誌などメディア露出多数。著書は『小3までに育てたい算数脳』(エッセンシャル出版社)、『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ(草思社)、『メシが食える大人になる! よのなかルールブック』(日本図書センター)など。

(問題作成)
花まる学習会アルゴクラブ

Photo by Shutterstock

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