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投資を始めたいのになかなか始められない人に読んでほしい1冊

 新NISA導入や日経平均の最高値更新――今は投資をはじめるには絶好のタイミングです。でも、どこから手をつければいいのか分からない。投資を始めたくても始められない。

 そんな人のために、『会社四季報』を27年間で108冊読破した投資のプロが、本当に必要な知識だけを厳選してお届けした『そろそろ投資をはじめたい。』(サンマーク出版)。冒頭の試し読みをお届けします。

そろそろ投資をはじめたい。』(サンマーク出版) 書影画像
そろそろ投資をはじめたい。』

渡部さん、僕「投資」を始めたいんです。

少し前まで、投資って
「自分とは違う世界の話かな」と思っていました。
でも、最近やたらと投資の話題を耳にするようになったんです。

日経平均株価がバブル期以来の高値をつけた。
新NISAが始まった。
ウォーレン・バフェットが日本株を買っている。

投資と無縁だった僕でも、
この辺の話題はなんとなく聞いたことがあって、
だんだん他人事じゃないような気がしてきたんです。

しかも給料は大して上がらないのに、
ものの値段ばかり上がっているじゃないですか。
この間も牛丼屋さんで食べた牛丼が500円近くして、
さすがにクラクラしました。

会社の同僚や学生時代の友人たちに聞いても、
結構みんな投資してるみたいですし、
これはいよいよ僕も投資を始めるときが来たのかなって。

……でも、投資って正直よくわからないし、
怖いし、とにかく損したくないんです。
会社員なので、それほど時間も使えないですし……。

渡部さん、こんな僕でも投資を始められる方法を
〝超わかりやすく〟教えてくれませんか?

はじめに

投資を始めるなら、今!

こんにちは。複眼経済塾という投資・経済スクールの塾長を務めています、渡部清二と申します。先ほど読んでいただいた文章は、2024年2月に本書の担当編集者から受けた相談を再現したものです。

確かに、ここ数年で投資に興味を持つ人は増えました。

複眼経済塾にも投資初心者の入塾が増え、おかげさまで塾生の人数も5年で10倍に急増しています。5年前までは塾生に占める投資経験者の割合が8割だったところが、今では全く投資をしたことのない初心者、始めてみたものの知識の少ない初級者が合わせて5割を超えています。

詳しくは第1章に譲りますが、2024年現在、投資を始めるにはまたとないベストなタイミングが来ています。

その理由は、主に三つあります。

1 投資の新制度「新NISA」が発足
2 デフレからインフレへの大転換
3 過去に1、2と同じ条件が揃った1952年に日経平均株価は最も値を上げた

これだけの好条件が揃っているのです。それぞれの詳細は、第1章の38〜57ページをお読みください。約5〜10分で読めるようにまとめています。

なぜ、あなたは投資を始められないのか?

しかし、これだけの好条件が揃っていても、なかなか投資を始められないという人は多くいらっしゃいます。よく「お金は命の次に大切」といいますよね。それだけに、投資を始めるのに二の足を踏む気持ちもよくわかります。

冒頭の担当編集者にもう一度登場していただきましょう。

あなたは投資を始めたい気持ちはあるのに、なぜ始められないのですか?

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この続きは、サンマーク出版の公式LINE『本とTREE』にご登録いただくと実際の本と同じレイアウトで目次を含み、「はじめに」「第1章 投資への入り口はすでに開いている」の途中まで37ページをすべてお読みいただけます。ご登録は無料です。ぜひこの機会に試し読みをお楽しみください!

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【著者】
渡部清二(わたなべ・せいじ)
複眼経済塾 代表取締役・塾長。

1967年生まれ。1990年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学卒業後、野村證券入社。個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。野村證券在籍時より、『会社四季報』を1ページ目から最終ページまで読む「四季報読破」を開始。25年以上継続しており、2024年秋号の『会社四季報』をもって、計108冊を完全読破。2013年野村證券退社。2014年四季リサーチ株式会社設立、代表取締役就任。2016年複眼経済観測所設立、2018年複眼経済塾に社名変更。2017年3月には、一般社団法人ヒューマノミクス実行委員会代表理事に就任。テレビ・ラジオなどの投資番組に出演多数。「会社四季報オンライン」でコラム「四季報読破邁進中」を連載。『インベスターZ』の作者、三田紀房氏の公式サイトでは「世界一『四季報』を愛する男」と紹介された。清泉女子大学にて就職講座を6年担当するなど、投資家以外への教育にも熱心に取り組んでいる。『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(東洋経済新報社)がベストセラーになり、その後著書多数。