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「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた

「今の不調は、脳のコンディションが原因かも?」

 36歳で脳腫瘍の手術を受けた医師の平井麻依子さんが、自身の後遺症との闘いの中で見出した希望の道筋があります。

 医学知識、経験、ネットワークを総動員し、世界中から集めた100以上の「脳のコンディションを整えるエビデンス」を、自らの脳で実験。科学的に裏付けられたストレス解消法、脳を若返らせる運動法、やる気を引き出すマインド術、幸せホルモンを活性化する人づき合いの方法――。

 これらの中から本当に効果があった方法だけをまとめた著書『「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた』より冒頭の試し読みをお届けします。

『「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた』(サンマーク出版) 書影
『「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた』

『あなたの「脳のコンディション」がわかるチェックリスト』

次の項目の中に、当てはまるものがいくつあるかチェックしてください。

□ 仕事や勉強、家事など、やらなければいけないことをするのに以前よりも時間がかかる
□ 以前と比べ集中力が長続きしないと感じる
□ 暗証番号やパスワードなど、覚えているはずのものを思い出せないことがある
忘れ物や細かいミスが増えた
□ 小さなことでイライラする、もしくはイライラが長引く
□ 身だしなみを整えるのが面倒で、外出の予定がなければ、日中部屋着を着ていることが多い
□ 週末や長期休暇の予定を考えてもあまりワクワクしない
□ 食堂やレストランのメニューを読んだり、選んだりすることが面倒で、いつも同じものを頼んでしまいがち
□ 人に何かを説明することが面倒くさく感じることがある
眠りにつくのに30分以上かかる、もしくは、十分に寝たのに朝起きても疲労感がある

チェックした項目が……

0個  : いまのところ、注意すべき脳のコンディションの低下はありません。

1or2個: 脳のコンディションの低下のサインが見られます。深刻化する前に早めの対策を。

3個以上: 脳のコンディション低下のサインが鳴り響いています。せっかくのあなたの能力や実力が、十分に発揮できていない可能性が高いです。

 いかがでしたか? いま0個の人もちょっとしたタイミングでコンディションが低下することがあります。ただし、複数ある人もあきらめなくて大丈夫。

 これから、医師である私が〝実験台〟になって脳にいいことを実践したすべてをこの1冊でお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。

プロローグ 36歳の医師が脳腫瘍になってわかった「脳の働き」

イライラ、疲れ、上手くいかない……

すべて脳のコンディションのせいだった

「最近、イライラすることが増えた」
「なんとなく、昔に比べ仕事の処理能力が落ちた」
「なんとなく毎日楽しくない」

 こんなふうに悩んでいませんか? それは……、

 あなたを怒らせる人のせいでも、

 仕事のやり方に問題があるせいでも、

 あなたが落ち込んでいるせいでも、ないかもしれません。

 ただ、「脳のコンディションが悪い」ということ。

 この本では、脳のコンディションを整えることで、日々の幸福感を得、よりよい人生を過ごすための方法をお伝えします。

 その方法とは、世界のさまざまな脳科学の論文からセレクトし、私が実践して効果があったものです。

 この本を読むことで、脳のコンディションを整え、あなたの脳を一番よい状態に保つことができるようになります。

●必要以上にイライラを感じることもなくなる
●しっかり寝たのに、徹夜明けのように動かない頭で出社することもなくなる

 そして何より……。

●毎日が少し楽しくなる!

その方法を、この本ではお伝えします。

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この続きは、サンマーク出版の公式LINE『本とTREE』にご登録いただくと実際の本と同じレイアウトで目次を含み『あなたの「脳のコンディション」がわかるチェックリスト』『プロローグ 36歳の医師が脳腫瘍になってわかった「脳の働き」』『1章 上手くいかないのは「あなた」のせいではなく「脳のコンディション」のせいだった』の途中まで冒頭42ページをすべてお読みいただけます。ご登録は無料です。ぜひこの機会に試し読みをお楽しみください!

サンマーク出版が運営する公式LINE「本とTREE」での『「脳にいいこと」すべて試して1冊にまとめてみた』の試し読みページはこちら
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【著者】
平井麻依子(ひらい・まいこ)
東京・新宿区出身。スイス在住の医師。群馬大学医学部卒業、及び、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院修了。 修了後、世界保健機関(WHO)に就職。その後、外資系コンサルティングファームで、日本、マレーシア、UAE、イギリス、スイスのオフィスにて勤務。医薬品医療機器分野のイノベーション戦略を担当。本当に患者のためになる新しいイノベーションの原石を探し、その可能性を最大化することにパッションを感じる。患者中心の医療に関する出版物・講演多数。2023年、イギリス出張中に視野に異常をきたし緊急入院。その後、脳腫瘍と診断される。スイス・アメリカにて闘病生活を送る。1年で職場に復帰し、現在、自身の体験をもとに、ヨーロッパ最大の脳腫瘍に関わる非営利機関での活動をしている。趣味は、スイスの湖での水泳と山でのハイキング。