子育てで時間が全然足りない人を助ける三種の神器
4月からの新年度スタートに合わせて育児休暇から復職されるという子育て世代のパパママが直面するのが、「時間がない!」という現実です。これに対処するためには文明の利器が欠かせません。
前編「育休復帰の人にお薦め!絶対便利な神アイテム3選」に続き、サンマーク出版のPR担当・酒見亜光と編集者・池田るり子のふたりが、「これがなくては私たちの生活が回りません!」という、「令和6年版・ワーママ三種の神器」を語ります。
<この内容は、音声プラットフォーム「Voicy」で展開するチャンネル「Sunmark Voice」で放送した番組企画の一部を記事にしたものです>
みなさまの生活を助けるものが一つでもありますように。
◎前編はこちら
あっという間に料理ができあがる神器
酒見亜光(PR戦略室):前編では、編集者・池田的「三種の神器」をお伝えしましたが、後編の今日は、PR担当・酒見的ワーママ「三種の神器」を発表したいと思います。
まず、ちょっと自己紹介からさせてください。
私は2歳と7歳の男の子がいて、実家は遠めなので、夫と二人で子育てをしています。産後復帰時から完全フルタイムです。家に帰ってもちょこちょこ仕事をしていることもあるので、余裕が欲しい〜。と常に思っています(笑)
池田るり子(第ゼロ編集部):私は編集の仕事をフルタイムでしています。9〜17時でぴったりに終わるという仕事でもないので、変則的に働いています。今年の春に小学1年生になる娘が一人いて、小1の壁(保育園に預けていた頃と比べて仕事と子育ての両立が難しくなることを指す言葉)に震えているので、便利グッズをたくさん取り入れていきたい所存です!
酒見さん、さっそく教えてください!
酒見:では……ジャジャーン!
一つ目! ミールキット!
材料とレシピがセットになった料理アイテムですが、これは激推しですね。私、これがないと本当に生活ができません。いつも大体18時ぐらいに子供をお迎えに行って、家に帰ってくるのが18時半ぐらい。そのあと、できれば19時ぐらいにはご飯を食べてほしいなって思ってるんです。
寝るまでの時間を逆算してスケジュールを立てているんですけど、ご飯の後はお風呂に入るのを渋る時間もあるから、お風呂に20時ぐらいに入るためには何時にご飯を食べはじめるか……みたいなことを計算しながらやっています。
池田:ここでタイムマネジメント力を求められるんですね! しかも、帰ってからご飯作る時間が30分しかない!
酒見:そう、そんな30分しかないご飯作りの時間の中で、ミールキットって20分ぐらいあれば、2品作れちゃうんですよ。
いちばんありがたいのは、野菜とかお肉がある程度切ってあるっていう状態なこと。
料理って、火を使うまでの時間が長いじゃないですか、にんじんの皮むいて、なすのヘタとって……とかがなくなるだけで、一気に時短ができるんです。適度にカットしてある状態で入っていて、調味料も入っていて、炒めて盛り付けたら完成!っていうふうになってるんです。
池田:ええー! めっちゃ便利! しかも、使い残しがでなさそうなのもいいなあ。食材が余っているのに使えなくて腐らせた時の罪悪感と言ったら!
酒見:ミールキットって、食材を買うより割高だから、ちょっとためらうところもあると思うんです。でも、子供連れてスーパーに行く苦労とか、「あれ買ってこれ買って!」が多くて結局食材以外も買わなくちゃいけないとか、そもそも帰る時間が遅くなってご飯を作る時間がなくなることを考えると、ミールキットを買う方がお得だなって結論に達しました。
池田:確かに! 買わないを貫き通すのも、メンタルが疲弊しますしね……!
ミールキットっていろんな種類がたくさんあると思うんですけど、おすすめはありますか? だれかが選び抜いたものを使いたいという欲が出てしまうのですが!
酒見:おすすめなのが、オイシックスのミールキットです。
オイシックスのミールキットを開発した人方のインタビュー記事を読んだことがあって、それがすごく素敵だったんですよ。かいつまんでお伝えすると、「忙しいご両親のためにミールキットを開発しているんだけれども、お母さんやお父さんに罪悪感を持ってほしくない」っていうことが開発の根本にあるんですって。
料理をするお母さん、お父さんに「自分は簡単なものを使っている」っていう負い目を感じてほしくないから、あえてちょっと野菜を切ってもらうんですって。全部カット済みでもキットは作れるんだろうけど、あえてカットしていない野菜も入れる。
その野菜もちゃんと考えられていて、ニラとかネギとか、あんまりキッチンが汚れない、キッチンバサミで切ったっていいようなものが入ってるんです。
野菜を切ることで、「私は子供たちのためにご飯を作ったな」っていう気持ちを持ってもらうためにそうしている、というふうに書いてあったんです。
たしか長男が2歳くらいの時に読んだ記事でしたが、それを読んで「優しい!」と思って、感激したんですよね。きっと、切った状態で入れる方がコスト的にも安いかもしれないんですよね。でもちょっと手をかけてもらうことによって、作っているママやパパの気持ちまで整えてくれるっていうのがめちゃめちゃ素敵だなと思ったので、それ以来推しております。
出前館「ゴッド会員」の私がお薦めするメニュー
池田:素敵な話! 家族にご飯出してるだけで偉いのに、ちょっとした手間を省いただけで罪悪感が生まれちゃうってこと、ありますもんね。
酒見:そうなんですよー! 出してるだけで偉いのに!
ちなみに私、出前館の「ゴッド会員」ですもん。ミールキットも使ってるけど。
池田:ゴッド会員!? ゴールド会員とかじゃなくて?
酒見:ゴールドの上がプラチナで、さらにその上にゴッドがあるんですよ。めっちゃ使ってますから。
池田:うわ、真似したい! ちなみに、絶対子供が食べる出前って何があります? 出前したのに、味付けが大人すぎて食べなかったってなると悲しいので、あまり手を出せずにいたんです!
酒見:ドラえもんお弁当ですね。『ほっともっと』の。
ドラえもんお弁当一択。ほっともっとさんありがとうございます。
池田:めちゃくちゃためになる……それ買えばいいって選択肢があるだけで助かるし、実際に買ったときも、もりもり食べてくれるならさらによい!!
酒見:出前とか外食するときも、「偏らず、いろんなものを食べさせたほうがいいんじゃないか」とか思っちゃって、色々試すんですけど、慣れないものはなかなか食べないから、だいたい失敗しちゃうんです。だから頼むものを決めてますね。ミールキットも多分10種類くらいをぐるぐるしてます。だから月に2回ぐらい同じものを食べてるんですけど、正直、全然ばれない。
池田:ていうか、毎日違うメニューを出すって無理すぎません? 世界の中でも、日本だけって言いますよね? 毎日夜ご飯のメニューが違うのって。他の国だと、いつも同じ夜ご飯で、たまにイベントの時に違うものが出るっていうのを聞いたことがあります。それで十分ですよね。
酒見:本当ですよね。おいしければ、というか、食べればいいんですよ、何かを。
池田:何か食べればいい! そう! その通り!
酒見:ミールキットは時短で食材のバランスもよく、すばらしいです!もし試したことない方は初回割引をやっている会社さんも多いので、一度お試ししたらいいかもです。
池田:やってみます! あと、ドラえもんお弁当ね。
子どもの名前を書くのに疲れた人を助ける神器
酒見:続きまして2つ目! ドゥルルルル!
池田:でた、セルフドラムロール!
ジャジャーン!
酒見:ジャジャーン!
「お名前シール」です!
昨年、長男が小学校に上がったんですよ。
そのときの名前付けがとにかく大変で。鉛筆一本一本に名前書くし、あとは計算カードっていう、多分全部で100枚ぐらいあるカードに一枚一枚全部記名してくだいって言われるんです。
池田:い、一枚一枚に!?
酒見:でもまあ、バラバラに落とす長男の姿が容易に想像できたので……よろこんで名前つけをしました。子どもたちが寝た後に、1~2時間かけて夫とちまちまお名前シールをつけましたね。もしもお名前シールがなかったら、4倍くらい時間かかってただろうなって思うんです。
池田:うちも来年小1になるので怖いです!!
お名前シールっていうのは、名前が印字されているものを、頼んで作ってもらうんですか?
酒見:そうです! 楽天さんとかで申し込むんです。大体、注文してから1週間ぐらいで届きます。ひらがなで上と下の名前が印字してあって、200枚か300枚ぐらい発注しました。
鉛筆一本ずつに貼るのはもちろん大変なんですけど、去年の3月に頑張ったおかげで、いまだに名前付き鉛筆のストックがあって助かってます!
なので、最初にがんばれば、あとがめちゃめちゃ楽なのでがんばって貼りましょう。この日は貼るぞって決めて。
池田:小さいのをたくさん発注した方がいいんですか?あんまり大きいと、鉛筆に貼れないサイズとかもありそうで。私、そういう発注をミスしがちなんです。
酒見:それもすごいよく考えられていて、大きいサイズと小さいサイズがセットになってるんです。だから、物によって貼り分けられますよ。オイシックスさんもそうですが、本当にどこの企業も親子に優しいなって思います。お名前シールはお子さんが保育園や幼稚園に入る方にもおすすめです。お洋服のタグに貼って、洗濯しても取れないものもあるんですよ。
池田:すぐ買います!
究極の神器は?
酒見:そして最後3つ目……ドウゥルルルルルル!
池田:ジャジャーン!
酒見:丈夫な体ー!!
もう本当にこれは大事です。
池田:間違いなさすぎる!!
酒見:よく寝てよく食べて。サプリメントとかも飲んでみるといいと思います。私はすっぽん小町を愛用しております。
池田:ええー!本当に飲んでるの? PR担当だから、プロモーション上手なんじゃなくて?(笑)
酒見:飲んでます飲んでます。わたし、子供と寝落ちすることをすごく残念に思ってた時期があったんです。寝かしつけの後、起きて色々やりたいことあったのにな、って。食器も洗ってないし洗濯もまだ途中だしとか。
あと、仕事も5時とか6時で切り上げるので、寝かしつけの後起きられたらもうちょっとできるのになって思ってた時期があるんですけど。
池田:ほんと。終わっていないってことだけでストレスですよね。
酒見:そうなんですよね。やっぱりちょっと焦っちゃった時期がありました。仕事で、あれもできない、これもできない、ここもうちょっとやりたかったなって思いながら子どもと一緒に寝落ちする日々……。
あと、会社で上司や同僚が、おもしろかった映画やドラマの話をしているのを聞いて、「ああ~自分も色々見たいな~」って思っていたこともあったんですけど……でも、体が大事なんで!!寝ることを優先しました。
池田:でもほんとに、自分が元気じゃないと、家庭が回らなくなりますよね。
酒見:ほんとにそうです! 親のどっちかが倒れると、それだけで片方の負担がすごく増えますもんね。
池田:子育ては長い長いイベントですしね。
めちゃくちゃ大変な時期って絶対に終わる
酒見:体を壊さずに走り抜けられるように、まずはあまり無理せずに過ごせるといいなって思います。あとは、お伝えした三種の神器たちが、少しでも育児をがんばる皆様のお役に立てばと思います。
最後に、春からの復職を前にしている方達に、何かお伝えできたらと思うんですけど、池田さんはどうですか?
池田:いまの私から復職前・直後のころの自分に伝えたいことは、「めちゃくちゃ大変な時期って絶対に終わる」ってことです。たとえば0歳で復帰したとしたら、満1歳になるぐらいでちゃんと終わるから。
少し、仕事が満足にできない時期があっても、その後、取り返せるはずだと言い聞かせていました。
酒見:本当に!社会人生活長いですからね。
池田:復職して1年ぐらい経つと、発熱でお迎えに行って早退していたことなんて大したことないって思えるような働き方がきっとできると思うんです。
だから、思ったように仕事ができない、とか、子供が寝ないとかで思い詰めちゃうと本当に辛くなっちゃうから、長いマラソンだと思ってやるのがいいような気がします。絶対に終わりますからね、大変な時期は。
酒見さんは?
酒見:いちばん大事なのは、親も子どもも楽しく笑って生活するっていうことかなって思います。
仕事で結果を残すこととか、保育園で子どもがお友達いっぱい作ることとか、ひらがなを早く書けることとか、日常でいろいろ欲が出ちゃうんですけど、まあ何よりもやっぱり家族みんな楽しく生活できるのが一番いいんじゃないかなと思います。
池田:ほんとですね……!子育てもいつか終わりますし、ちゃんと楽しんだなって記憶をもって終えられたらいいなと思いますよね。
酒見:そんなみなさまの、長い子育てライフに、この三種の神器が少しでも役立つことを願っております!ともにがんばりましょう、そして仕事と育児を楽しみましょうー!
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