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『OHTANI’S JOURNEY 大谷翔平 世界一への全軌跡』とはどんな1冊なのか

 前人未到の50-50(50本塁打、50盗塁)、ワールドチャンピオン、3度目のMVPを成し遂げた米大リーグ(MLB)・ドジャースの大谷翔平選手。

 その大谷選手を地元紙ならではの肉薄した視点で精緻に報道し続けてきた、アメリカ最大の日刊紙・Los Angeles Times(ロサンゼルス・タイムズ)による公式・独占本『OHTANI’S JOURNEY 大谷翔平 世界一への全軌跡』(L.A. Times編/児島修訳、サンマーク出版刊)が12月24日に日米同時発売を迎えます。

サンマーク出版・刊 定価=6,930円(税込)

 エンゼルスへの移籍前から2024年のドジャースでの大活躍に至るまで、大谷選手の100点を超える写真と、13万字以上の詳述で、大谷選手が歩んだ挑戦と躍進の軌跡を様々な角度からとらえた、現時点での決定版的1冊です。


大写しの大谷選手とともに熱のこもったリポートが満載

 本書の仕様はA4変形の上製・ハードカバーで、本文は160ページ。本を開くと、大きく映し出された大谷選手の姿や、L.A Times記者による熱のこもった詳細な記述が目に飛び込んできます。

 主なエピソードを少しご紹介すると・・・

・相手チームには「指名打者(Designated Hitter)」ではなく「指名された厄介者(Designated Hell-raiser)」。DHを軽視するMVPの歴史を変えた

・「大谷翔平がドジャースの一員になる!」L .A.TIMES記者がその一文に何度も何度も歓喜した理由

・大谷獲得の反響は「我々の予測をはるかに上回った」ドジャース公認の歴史家さえ感じた独特な神秘性

・若い世代に勇気を与え、イメージを変える存在に…アジア系の人々の間で高まる熱狂

・その価値は計り知れない…大谷翔平と10年7億ドルで契約したドジャースが得る果実

・ファイターズとエンゼルス、二刀流・大谷を擁した2チームの決定的な違い

・彼らの生活は大谷翔平を中心に回っている…アメリカ人記者から見た日本の記者たちの実像

・2023年ア・リーグMVPを満場一致で獲った大谷“最大のライバル”は大谷自身だった

 これらはほんの一部。このほかにも読み応えのあるエピソードが詰まったリポートが満載です。また、日本語版だけの特別ページとなる、3度目のMVP獲得の裏側の徹底解説も収載しています。

大谷翔平が最後に外野手としてプレーしたのは、エンゼルス時代の2021年。しかし、今でも試合前は外野での練習時間を楽しんでいる。
重要な瞬間の最中に観客席でよく見かける、キャッチ―なプラカード。「歴史(的瞬間)を見るために数学の授業をサボった」
ワールドシリーズで勝利し、喜ぶ大谷翔平。左肩への負担を和らげるためか、試合後もユニフォームをつかんでいる。
ドジャー・スタジアムでの祝賀イベントでマイクを握る大谷翔平。素晴らしい締めくくりで、山あり谷あり(ただし、「山」の方が圧倒的に多かった)シーズンを終えた。

 世界に羽ばたく大谷翔平選手の決定版にして永久保存版―。ご自分用にも、贈り物にもぴったりの、最高傑作の一冊です。ぜひ、書店店頭でお手に取ってご覧ください。