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日本の外から日本を見れば「自分」の解像度が上がる

 日本にずっといると、日本における「常識」に染まって、ひょっとすると「非常識」かもしれないのにまるで気づいていないということがあるかもしれません。

 日本の外から日本を見れば、「自分」の解像度が上がる。

 ドイツ在住の日本人実業家であり、世界に精通する人気インスタグラマーが48例に及ぶ世界のシン常識をまとめた著書『シン・スタンダード』より、冒頭の試し読みをお届けします。

『シン・スタンダード』 (サンマーク出版)
『シン・スタンダード』

日本人が生きづらいのは、日本の常識しか知らないから

突然だが、ここでひとつ、皆さんにご質問。

❶あるお父さんが、助手席に自分の息子を乗せて車を運転していた。
❷その車が事故にあい、2人は救急車で近くの病院に運ばれた。
❸その病院の医師が、運ばれてきた息子のほうを見て、「彼は私の息子だ」と言った。
❹さて、医師まで、男の子のことを「息子」と言ったのはなぜだろうか?

もしこの問題の答えがすっきりと答えられない場合、あなたのなかに凝り固まった常識が隠れていると言えるだろう。

その正体は一体何か。そして、そもそもこのクイズの答えが一体何を意味するのか。
 
ぜひこの後のイントロダクションでお確かめいただきたい。

イントロダクション

 これは、ファストフード店で働く僕の友人から聞いた話である。

 家族の分を買いに来るのが父親だと、従業員の間で「良いお父さんだね!」と盛り上がるらしいのだが、

 それが母親だと、「(家事を)サボってる!」と言われてしまうことがあるらしいのだ。

 WEFが発表した、2023年版の『世界男女格差報告書(ジェンダーギャップ指数ランキング)』で、調査対象となった146ヵ国中、日本は125位だった。

 これまで80ヵ国を渡航し、ドイツやイギリスに住み、TEDにてスピーチ、2021年国連総会司会&スピーチを行うなど、世界の人々に触れて思うことがある。

 世界から見れば男女平等ではない部分が日本にはたくさん存在しているということ。そこで、冒頭の問いに戻ろう。


❶あるお父さんが、助手席に自分の息子を乗せて車を運転していた。
❷その車が事故にあい、2人は救急車で近くの病院に運ばれた。
❸その病院の医師が、運ばれてきた息子のほうを見て、「彼は私の息子だ」と言った。
❹さて、医師まで、男の子のことを「息子」と言ったのはなぜだろうか?

 しかし、この文章、何もおかしなことはない。

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