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小くよ91 人生を愛で満たそう

 自分は愛されていない――。

 そう考えてしまったら、発想を転換する時です。

 2月にスタートした「Sunmark Web」の特別企画として『新版 小さいことにくよくよするな!』が説く格言を100日連続でお届け。

91日目は「人生を愛で満たそう」

人生を愛で満たそう

 愛に満たされた人生を望まない人にはお目にかかったことがない。そんな生き方をするには、まず自分から愛する努力をしなければならない。相手が愛してくれるのを待つのではなく、自分が愛の源になることだ。みんながまねするように、まず私たちが自分の心にある愛の井戸をくみ上げる必要がある。

「2つの点を結ぶ最短距離は直線である」と言うが、これは愛に満たされた人生についてもあてはまる。愛に満たされた人生の開始点は、自分が愛の源になろうと願って実践すること。まず自分のほうから親切や愛情深い態度を示せば、目標にどんどん近づくことができる。

 自分の人生には愛が足りない、この世界には愛が足りないと感じたとき、1つ実験をしてみよう。世界やほかの人たちのことはしばらく忘れて、自分の心の中をのぞいてみる。

 自分はより大きな愛の源になれるのか? 自分や他人を慈しむような考え方ができるのか? その慈しむ考え方を外の世界に──愛するにはあたらないと思うような人たちにさえも──拡大できるだろうか?

 より大きな愛の可能性に心を開き、自分が愛の源になる(愛の剥奪者ではなく)ことによって、あなたが望んでいる愛に満たされた人生に向けて大きな一歩を踏み出すことができる。同時に、驚くべき真実も発見するだろう。愛は与えれば与えるほど満たされていくということを。

 愛情深い人になろうとするのは自分でコントロールできることだ。そう意識して、愛をもらうより与えるほうを優先させるうちに、いつのまにか人生が愛で満たされていることに気づくだろう。

 まもなく、あなたは世界最大の秘密の1つを発見する──愛の報酬は愛だということを。

<本稿は『新版 小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版)から一部抜粋して再構成したものです>

(編集:サンマーク出版 Sunmark Web編集部)
Photo by Shutterstock


【著者】
リチャード・カールソン(Richard Carlson)
心理学者。ストレスコンサルタント。ユーモアにあふれ、率直でわかりやすく、しかも誰にでも実践できそうな「くよくよしない」ヒントを提唱。著作やテレビ出演、講演多数。著書に『(文庫)マンガで読む 小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版)などがある。

【訳者】
小沢 瑞穂(おざわ・みずほ)

『小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版) リチャード・カールソン

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