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Essay – エッセイ

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#世界

日本の外から日本を見れば「自分」の解像度が上がる

日本の外から日本を見れば「自分」の解像度が上がる

 日本にずっといると、日本における「常識」に染まって、ひょっとすると「非常識」かもしれないのにまるで気づいていないということがあるかもしれません。

 日本の外から日本を見れば、「自分」の解像度が上がる。

 ドイツ在住の日本人実業家であり、世界に精通する人気インスタグラマーが48例に及ぶ世界のシン常識をまとめた著書『シン・スタンダード』より、冒頭の試し読みをお届けします。

日本人が生きづらいの

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ドイツで見た「たった1人でも反対できる人を育てる」教育に日本人の僕が感じたこと

ドイツで見た「たった1人でも反対できる人を育てる」教育に日本人の僕が感じたこと

 自分にとっては「おかしい」「違和感がある」と思っていても多数派の意見のほうが強い時、反対の声をあげるのは勇気がいります。

 一方、48例に及ぶ世界のシン常識をまとめた『シン・スタンダード』の著者、谷口たかひささんがドイツの教育機関を訪ねた際、強烈に記憶に残った言葉が「ドイツの教育では、自分たった1人だとしても反対できる人間を育てる」こと。その理由とは?

 本書よりお届けします。

ドイツで好

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フランスの衣類廃棄禁止令から地球のことを考えた

フランスの衣類廃棄禁止令から地球のことを考えた

モノが増えると、時間は減るし、お金は減るし、ストレスは増える。

お金や教育、家事などの身近なことから、政治や環境問題などのグローバルなジャンルにおいて、「日本において常識とは考えられていないこと」が、実は「世界の常識となっていること」は意外と少なくありません。

ドイツ在住の日本人実業家であり、世界に精通する人気インスタグラマーの谷口たかひささんが48例に及ぶ世界のシン常識をまとめた初の著書『シ

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世界中を回る僕が日本人の「掃除」を誇りに思う訳

世界中を回る僕が日本人の「掃除」を誇りに思う訳

学校で子どもが掃除をする国は日本以外にほとんどない

2022年にカタールで開催されたFIFAワールドカップ。そう、サッカーのワールドカップだ。

 世界中が注目する大会において、歴史的勝利を収め、日本中が絶叫したドイツ戦後のこと。

 日本のサポーターたちは、スタジアムのゴミ拾いを自発的に始めたのだとか。

 勝利に酔いしれ、その興奮のまますぐにでも夜通しのお祝いに繰り出してもおかしくない。

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