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#脳科学

記憶力に自信がない人に知ってほしい「AI時代の覚えない記憶術」の真髄

記憶力に自信がない人に知ってほしい「AI時代の覚えない記憶術」の真髄

 物忘れ、うっかりミス、覚えられない……。

 記憶力に自信がないと考えている人は少なくありません。一方で、必死に暗記して、がむしゃらに記憶する必要など全くない「記憶術」が存在します。そして、AI時代のいま、記憶力の定義も変わってきています。

 脳の仕組みを研究した精神科医・樺沢紫苑さんがAI時代の新しい記憶術を伝授した『記憶脳』(新版・覚えない記憶術)より冒頭の試し読みをお届けします。

※本

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大人になって物覚えが悪くなったのは「脳の老化」が原因ではない

大人になって物覚えが悪くなったのは「脳の老化」が原因ではない

「勉強しているのに全然頭に入らない」

「学生時代は同じやり方でうまくいったのに」

「これ絶対老化だよ…」

 大人になってこのように感じたことがある人は少なくないでしょう。でもちょっと待って。学生時代と記憶の仕組みが変わっていること、大人は大人の勉強の仕方をしないと頭に入らないことをご存じでしょうか。

 12万部突破のベストセラー『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』より冒頭の試し読みを

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人は「56種類から選ぶより4種類から選ぶほうが断然買いやすい」に映る真理

人は「56種類から選ぶより4種類から選ぶほうが断然買いやすい」に映る真理

 選択肢は多ければ多いほど「うれしい」「贅沢に感じる」「満足度が上がる」「自由になった気がする」……。

 そう感じる人がいるかもしれません。

 けれども実際は、その逆です。

 やったほうがいいのはわかっちゃいるけど、なかなか始められない。そんな人に向けて脳をその気にさせる方法に迫った脳神経外科医、菅原道仁さんの著書『すぐやる脳』よりお届けします。

決めたければ「選択肢」を減らす

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やる気をずっと保てる人と長続きしない人「そもそもの動機」の決定的な差

やる気をずっと保てる人と長続きしない人「そもそもの動機」の決定的な差

「地道な作業を積み重ね続ければ、誰でも目標に近づいたり、夢に近づいたりできます」

 こう言うのは脳神経外科医の菅原道仁さん。菅原さんによると脳科学の見地から「続ける」のに必要なのは成功体験によって、あるホルモンをドバッと分泌させること。それがドーパミンです。

 菅原さんの著書『すぐやる脳』では、「①自己暗示をかける→②スモールステップに分ける→③ドーパミンを分泌させる」という3つを1サイクルと

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「感情に引きずられる判断」が意外と不的確でもない理由

「感情に引きずられる判断」が意外と不的確でもない理由

 大きなことにしろ小さなことにしろ、人生は判断の連続です。その決断が「感情的」だった場合、的確性に欠けるのではというイメージを持っている人は少なくないかもしれません。

 しかし、意思決定をすべて「理性的」に行っていいかというと案外そうでもありません。脳神経外科医、菅原道仁さんの著書『すぐやる脳』から一部抜粋、再構成してお届けします。

「感情」と「理性」は対立する、はウソ⁉

 歴史をさかのぼる

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仕事を抱え込んで周囲をハラハラさせる人にありがちな考え方

仕事を抱え込んで周囲をハラハラさせる人にありがちな考え方

 仕事や勉強で結果を出せる人は「やるまでの時間」が短く「すぐやる」クセが身についています。

 一方、「すぐやる」を怠ってビジネスの現場で仕事を抱え込んでしまうと、大惨事が起こることがあります。脳神経外科医、菅原道仁さんの著書『すぐやる脳』から一部抜粋、再構成してお届けします。

すぐやらないのは「認知のゆがみ」のせい

 ビジネスパーソンの場合、よく見聞きするのが「タスクの抱え込み」です。

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記憶力に自信を取り戻す「問題を解く」抜群の効果

記憶力に自信を取り戻す「問題を解く」抜群の効果

物事を意識して暗記することは、なかなか難儀な話。ですが、楽しみながら圧倒的に記憶に残る「記憶術」があるとすれば?

今回は記憶効率を高める「アウトプット」の仕組みを解説するとともに、
そのうちの1つ「問題集記憶術」を伝授します。暗記するよりも問題を解くほうが覚えられるという方法。『記憶脳』よりお届けします。

★記憶には「インプット」よりも「アウトプット」が重要

 「覚える」「暗記する」「記憶す

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