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トヨタ式「紙1枚」で仕事が円滑に進むワザの凄み

トヨタ式「紙1枚」で仕事が円滑に進むワザの凄み

 世界最大の自動車メーカー、トヨタ自動車では、業務上の書類はすべてA3またはA4サイズの「紙1枚」に収めるという習慣が企業全体の文化として根付いています。

 報告書、企画書、会議の資料や議事録、打ち合わせ時に使う書類、プレゼン資料――。どんな種類でもどんな複雑な内容でもです。その「1枚」によって仕事の質と効率が高められます。

 そこには仕事のできる人がやっている「まとめる」技術や思考整理法の本

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文章力を磨きたい人に知ってほしい「話す・書く」習慣化の効果

文章力を磨きたい人に知ってほしい「話す・書く」習慣化の効果

「文章力を磨きたいけれど、なかなかうまくならない」という人は少なくないでしょう。

 文章力を上げるトレーニングの一つが、話す・書くという「アウトプット」をして記憶を上手に使うこと。ロングセラー『書かずに文章がうまくなるトレーニング』よりお届けします。

「短期記憶」を「長期記憶」へ移そう

「記憶力」と「文章力」は、切っても切れない関係にあります。文章を書くことには、脳から記憶を引き出す作業が含

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売れる営業マンは「自分がよいと信じたモノ」を売る

売れる営業マンは「自分がよいと信じたモノ」を売る

 売れる営業に必要な条件は何でしょうか?

 ロングセラー『営業マンは「お願い」するな!』の著者、加賀田晃さんは

 営業とは、

 自分がよいと信じた物を
 相手のために
 断りきれない状態にして
 売ってあげる
 誘導の芸術である。

 と説きます。今回はこのうち「自分がよいと信じた物を」について解説します。

自信のない商品がなんで売れるのか

「自分が売ろうとする〝商品〟に自信はあるか?」

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「物事は計画通りに進まない」を知る人のほうが負けない必然

「物事は計画通りに進まない」を知る人のほうが負けない必然

 組織や団体、チームが勝利を収めるために綿密な計画を立てる――。一見すると理想的な流れですが、その計画が現実から離れてうまくいかないことも少なくありません。それは未来を見通しているようでいて、過去に根ざしたものだからです。

『NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘』よりお届けします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【著者】
マーカス・バッキンガム、、アシュリ

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最高の地図があっても「不完全」と考えたほうがいい理由

最高の地図があっても「不完全」と考えたほうがいい理由

 地図を眺めていると、あたかもそれが「現実」であるかのように考えてしまうことがあります。複雑なものごとをうまく抽象化しているからこそで、会社の財務諸表や作業マニュアルなどにも同じようなことが当てはまります。

 ただ、それらを丸ごと鵜呑みにしてしまうのは禁物。現実には地図に表れない地形のリスクがあります。

「抽象」を道具に「現実」をとらえるには? 人類を代表する知者たちのメンタルモデルを紹介した

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『BIG THING』から読み解く「大型プロジェクトの成功/失敗を左右する経験則11選」

『BIG THING』から読み解く「大型プロジェクトの成功/失敗を左右する経験則11選」

 ビジョンを計画に落とし込み、首尾よく実現させるには、どうしたらいいのか?

 この問いに対する明確な答えがいつまでも立証されないのは、その点においてうまくいかないことが現実的に多すぎるからだ。大きな夢を思い描き、それを実現させるべく勢いをつけてスタートするも、なかなかうまくいかず、結局は中途半端に終わってしまう――そうしたことは、国家的な事業から個人の問題まで、いたるところに存在する。つまり、当

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社会人3〜4年目で転職に挑む人に知ってほしいモヤモヤの正体

社会人3〜4年目で転職に挑む人に知ってほしいモヤモヤの正体

 新卒で会社に入って数年。色々と周りも見えてきて「このままこの会社で勤め続けていていいのかな?」と考えるようになった。いざ転職活動をしようと思い立ってみたものの、なんだかモヤモヤする――。

 そんなケースは意外と少なくありません。モヤモヤしてしまう原因の一つに、転職活動がは学生時代の就活とは根本的に違う現実があります。『「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法』よりお届け

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18歳でビジネス界の天才と呼ばれるような人がなかなか出てこない必然

18歳でビジネス界の天才と呼ばれるような人がなかなか出てこない必然

 ピアニスト、チェス競技者、体操選手などが早期教育によって、しばしば驚くほど若い年齢で高い水準をもつ達人になることがあります。

 しかし、なぜ若い達人たちはこうした分野に限られているのでしょうか。ビジネスの世界において同じことは起きないのでしょうか。

『新版 究極の鍛錬』よりお届けします。

ビジネスで天才児をつくるべきか

 ビジネスの世界では、16歳の天才児に遭遇することはないのだろうか。

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お金持ちになるために絶対欠かせない「4つの能力」

お金持ちになるために絶対欠かせない「4つの能力」

 お金持ちになりたい。そう思っていても実際にどんな条件を満たせばいいのでしょうか。

「お金を稼ぐ能力」は必須。でもそれだけではありません。

『お金は君を見ている 最高峰のお金持ちが語る75の小さな秘密』よりお届けします。

別個の能力をそれぞれ学ぶ必要がある

 経済活動を営む人なら誰でも、お金を扱う4つの力によって資産を増やすことができる。このうちひとつしかもたない人もいれば、4つをすべて備

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自分より優秀な人を採用したほうがいいわけ

自分より優秀な人を採用したほうがいいわけ

 自分の地位を脅かしそうな人を遠ざける人と取り立てる人。得をするのはどっち?

 これを解くカギが「社会的比較バイアス」と「ダニング=クルーガー効果」。スイスのベストセラー作家が「思考の誤り」についてまとめた『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』よりお届けします。

あなたは、「ライバル」を応援できますか?

 私の本がベストセラーリストの1位になっていたこ

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天職を盲目的に追い求める人に知ってほしいこと

天職を盲目的に追い求める人に知ってほしいこと

「天職」という言葉の響きにあこがれる人は少なくないでしょう。自分に合っていて世の中の役にも立ち、やりがいがあって満足している。

 ただ、そんな仕事に就けている人は、そう多くはありません。

 膨大な研究結果をひもときながら、「よい人生」を送るための52の思考法をまとめた『Think clearly』の著者、ロルフ・ドベリさんは「天職を追い求めるのは危険」と説きます。その真意とは? 本書よりお届け

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会社の中で「孤立を感じる人」と「組織とのつながりを感じる人」を分ける3つの条件

会社の中で「孤立を感じる人」と「組織とのつながりを感じる人」を分ける3つの条件

 自分は会社に属しているはずなのに、どこか孤立しているような気がする――。

 そんなふうに思って日々を過ごしている人は少なからずいるはずです。組織に属しているかいないかの「境界線」はどこに?

「結果を出したいと頑張る人に陥ってほしくない心理」(5月28日配信)に続き、「変化への不安」の根底心理を探り、「行動できる」自分に変わる方法を解いた『命綱なしで飛べ』よりお届けします。

★★★★★★★★

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会議の時間を短くしたい人に知ってほしい「書く、読む」の効用

会議の時間を短くしたい人に知ってほしい「書く、読む」の効用

 「この会議、いつも長いなぁ」

「打ち合わせに時間を取られすぎて困る」

 そんなビジネスパーソンに知ってほしいのが「書く、読む」の活用。

「文章力ゼロでも、スラスラと、誤解のない文章が書けるようになる9つのフォーマット」を収めた『THE FORMAT』の著者、石倉秀明さんは「文章で仕事をすると仕事時間が短くなる」と言います。

「話す場では存在感薄い人でもうまく書けば覆せる訳」(5月20日配

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「天才を必然的に育てた家庭」と「一流人材を育成できない会社」を比べてわかること

「天才を必然的に育てた家庭」と「一流人材を育成できない会社」を比べてわかること

 スポーツ選手、芸術家、音楽家などで超一流まで上り詰めた人の子どもが親と同じ道を選び、その道で親と同等以上の活躍をすることがあります。

 天才の子どもは天才? それは本人の能力あるいは環境? 企業における人材教育と併せた検証から興味深いことが見えてきます。

 『新版 究極の鍛錬』よりお届けします。

どんな家庭環境がよいのか 達人を生み出すにはどのような手助けをすればいいのかを知るのは大変重要

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