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Heart & Body – 心と体

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#健康

「食事の時間」を大切に過ごす人、雑に過ごす人の健康状態の格差 -ウェルネスライフ

「食事の時間」を大切に過ごす人、雑に過ごす人の健康状態の格差 -ウェルネスライフ

「ヘルシーなものを食べて健康的な生活を送りたい。でも、なんだかハードルが高そう。お金もかかりそうだし・・・」

そんなふうに感じている人も多いのではないでしょうか。

そこで、体と心の調子を良くしてくれて、かつ、高価な食材いらずの「ウェルネス な食事法」について、『Life is Wellness 「健康な生き方」の科学』の著者・石村友見さんに教えていただきました。

「食事の時間」をウェルネスに

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腰痛を「腰だけで」治そうとしている人の根本的な勘違い

腰痛を「腰だけで」治そうとしている人の根本的な勘違い

 日常的あるいは時折の腰痛に悩まされているという人は少なくありません。その「黒幕」は意外なところにいます。

『腰痛が4週間で解消! 「大腰筋」を強くする』よりお届けします。

マッサージに行っても腰痛が治らない理由

 腰を痛めたとき、あなたはどこに行きますか?

 整形外科ですか?

 でもぎっくり腰ではなさそうだし、痛みはあるけどとりあえず仕事はできるし、病院ではなさそう……。

 では鍼灸

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健康の秘訣は、「体」と「心」を同時に安定させる”一石二鳥”の習慣を身につけること - ウェルネスライフ

健康の秘訣は、「体」と「心」を同時に安定させる”一石二鳥”の習慣を身につけること - ウェルネスライフ

体の調子が悪くなくても、心にストレスを抱えていると元気が出ません。これといってストレスがなくても、体のどこかに不調があると気分も優れません。体と心はつながっているので、片方だけ調子が良くても、なかなかヘルシーな状態にはならないものです。

逆に、体と心を「同時に」健康にできれば、気分よく、幸せな毎日を送ることができます。そんな”一石二鳥”の習慣を身につけるために書かれたのが『Life is Wel

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人生をウェルネスにするために - 『Life is Wellness 「健康な生き方」の科学』 石村友見

人生をウェルネスにするために - 『Life is Wellness 「健康な生き方」の科学』 石村友見

人生をウェルネスにするために
こんにちは。

『Life is Wellness
「健康な生き方」の科学』
著者の石村友見です。

私はヨガやゼロトレを教える
「体」の専門家として
長い間、活動をしてきました。

多くの生徒さんが
快適な体を手に入れましたが、
中には体の状態が改善しても、
「何かが足りない」
という表情をしている方がいました。

そんな様子を見ていて、
次のような自問をしてきま

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世界中の企業が注目する 「ウェルネス」 とは? ヘルスと何が違うのか?

世界中の企業が注目する 「ウェルネス」 とは? ヘルスと何が違うのか?

「ウェルネス」という言葉が世界中から注目されています。ホテル産業、旅行産業、不動産産業、フィットネス産業、食品産業、ペット産業などでウェルネスをサービスの軸にするケースが多くなってきました。

ウェルネスとは、身体的、精神的、社会的にトータルで見て人生を「Well」にしようとする前向きな姿勢、取り組みのこと。

では、なぜ、今ここまでに世界中の人々がウェルネスに注目しているのか。ハーバード大学医学

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やせる目的で走る人が意外と知らない「スピード」の最適解

やせる目的で走る人が意外と知らない「スピード」の最適解

 気温が下がり始める10月はランニングに適した季節の始まりです。夏場のような熱中症のリスクは下がり、冬場のように寒すぎて走り始めるのに逡巡することもなく、気持ちよく走れます。「走ってやせよう」とランニングに取り組む人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 では、どんなスピードで走るとやせやすいのでしょうか。速ければ速いほどいいわけではありません。『世界一やせる走り方 新装版』の著者でフィジカルト

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運動の苦手な人でも1回10分で効率よく血流を改善できるストレッチの正体

運動の苦手な人でも1回10分で効率よく血流を改善できるストレッチの正体

 1回10分程度で血流が改善し弱った部位が次々とよくなっていく効果のある、手軽にできるストレッチがあります。

 その名も「循環系ストレッチ」。医師監修のもと、米国スポーツ医学会認定運動生理学士でもある中野ジェームズ修一氏が開発したメソッドで、運動習慣のない人やスポーツの苦手な人でも圧倒的に取り組みやすいという特徴があります。

  実際に取り組んだモニターの方々の体には、血圧の低下、血糖値の大き

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「太っていないから糖尿病の心配はない」は誤解…日本人に推奨される食事が実は健康的ではないという現実

「太っていないから糖尿病の心配はない」は誤解…日本人に推奨される食事が実は健康的ではないという現実

ランチで「ライス大盛り」を頼み、お腹いっぱい食べる――。なんとも幸せなひとときですが、その後に眠気を感じてしまっていませんか?

それも睡眠不足や過労、睡眠時無呼吸症候群などの要因が思い当たらないならば、糖尿病をはじめとする重い病気の連鎖の入り口へと駒を進めている可能性があります。

警鐘するのは『糖質疲労』(サンマーク出版)の著者で、医師/北里大学北里研究所病院院長補佐 糖尿病センター長の山田悟

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「唐揚げ+マヨネーズに罪悪感はいらない」油を控える食事が健康に良くないと思い込んでいる人の大誤解

「唐揚げ+マヨネーズに罪悪感はいらない」油を控える食事が健康に良くないと思い込んでいる人の大誤解

唐揚げにマヨネーズ。脂身のステーキ、バター。いかにもこってりしてなんだか健康に良くないのかと思いきや――。

糖尿病、肥満、高血圧症、脂質異常症という病気の前触れともいえるのが、医師/北里大学北里研究所病院院長補佐 糖尿病センター長の山田悟さんが名づけた「糖質疲労」。この状態で気づいて対処すれば深刻な病気になる前に戻れます。

そのカギを握る食事の新常識が脂質(油)との付き合い方。前編(食後やたら

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食後やたら眠い人は要注意…糖尿病からの病気連鎖を招きかねない「糖質疲労」の正体

食後やたら眠い人は要注意…糖尿病からの病気連鎖を招きかねない「糖質疲労」の正体

朝はフルーツ。昼は「そば」。夜は「油を控えた」バランスの良い食事をとっている――。

いかにも健康そうな食生活を送っている40〜50代ぐらいの人の中で「30〜40代の頃は午後も元気だったのに、このところは昼下がりに眠気が強くなっている」ならば要注意。

それはいずれ時間を置いて糖尿病・肥満・高血圧症・脂質異常症という病気の連鎖につながっていくかもしれないからです。今年3月の発売から現在までに12万

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ケガを予防してダメージに強い体を作る呼吸法の真髄

ケガを予防してダメージに強い体を作る呼吸法の真髄

 お腹を膨らませて体内の圧力を高める――。これがケガを予防し、疲労を含めたあらゆるダメージに強い体を作ることをご存知でしょうか。スタンフォードスポーツ医局が取り組む「疲労対策」。ロングセラー『スタンフォード式 疲れない体』よりお届けします。

競技の壁を越えた回復理論「IAP」

 スタンフォードのトレーニングルームには、バイクやバーベルといったトレーニング器具のほか、宇宙飛行士の訓練のために開発

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