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食べ尽くすバッタの大群が示した「食欲」の正体
大量発生して農業に災厄をもたらすバッタ。行進の途中で共食いを始めたコオロギ。これらの行動の理由を調べたシドニー大学の世界的栄養学者2名は驚きの事実を知ります。それは「人類の食欲の謎」に迫る旅の始まりでした。
「人類にとって重要な書」と世界中のアカデミアから絶賛されている『食欲人』から一部抜粋、再構成してお届けします。
タンパク質のためなら「共食い」もいとわない
1991年、私たちはオック
「2型糖尿病」診断10年以上前から進んでいる現実
予備軍も含めると日本で約2000万人が罹患している糖尿病(厚生労働省調べ)。その大部分を占めるのが2型糖尿病です。
どのタイプの糖尿病にもみられるのは高血糖症、つまり血中のグルコース(ブドウ糖)の濃度が高いという症状。その結果、腎臓が再吸収できる量を超え、グルコースが尿中に排出されるようになり、尿の回数や量が増えたり、のどが異常に渇いたりするようになります。
2型糖尿病の場合は、徐々に血
メンタルがどんどん弱くなる人と強くなる人の差
他人に振り回されやすい、すぐ不安になる、他人と比べて落ち込む……そんな豆腐メンタルの持ち主の40代女性ライター高木が、元自衛隊メンタル教官で心理カウンセラーの下園壮太先生に率直に心の悩みをぶつけた『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』。
メディアで人気の心理カウンセラーによる世界一敷居の低い、がんばらずにメンタルを強くする方法をまとめた本です。
ライター高木の「と
食後に眠くなる人に知ってほしい「食べ方」7ルール
お腹がいっぱいになるまで、それもカロリーも気にせず食べていい。それでも体重を維持して血圧や血糖値の上昇を避けられる、緩やかな糖質制限を意味する「ロカボ」という食べ方があります。
提案しているのは北里大学北里研究所病院副院長・糖尿病センター長、山田悟さん。山田さんは、食後に血糖値が急変動する影響により生じる「眠くなる」「だるくなる」などの体調不良を「糖質疲労」と名づけ、警鐘を鳴らしています。
悩む「あなた」を守る「もうひとりのあなた」の正体
「部屋が片付けられない」「忙しくて時間がない」
「相手に思ったことが言えない」「お金が貯まらない」
「がんばっているのに成果がでない」……。
あなたが、なかなか解決できないこと。いつも問題を繰り返してしまうこと。これらの問題や悩みは、心の中に住む「もうひとりのあなた」が引き起こしていたのです。
あなたの知らなかった「あなた自身」の謎を解き明かしながら、誰かに頼るのではなく、あな
【ドライアイ】スマホを見すぎる人ほど要注意な訳
もはやスマホなしの生活を送れなくなっているという人は少なくありませんが、スマホの見すぎが目に与える影響をご存じでしょうか。
慶應義塾大学医学部眼科学教室特任准教授の綾木雅彦(あやき・まさひこ)さんは、著書『視力防衛生活』の中で、まばたきがきちんとできてないことで、現代人の涙の量が減っていることの弊害を指摘しています。
現代人の目の表面がデコボコになっている現実や、目の不調の典型例である「ドライ
「だるい」と感じた時に私たちの体で起きていること
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「細胞」がエネルギーを止める条件
ミトコンドリアは、かなり前から「細胞の発電所」あるいは「エネルギー発生源」として知られているが、多くの場合、私たちが食べた脂肪と炭水化物を機械的に取り込み、細胞エネルギーとして送り出していると考えられがちだ。
実際のところ、ミトコンドリアはそれよりはるかに複雑なことを行っている。
ナヴィオー博士の著作によると、ミトコンドリアにはエ