ひっくり返ったスリッパの裏を見て「ギョッとした」ことがあるあなたへ
お盆休みはゆっくり寝られてありがたいけど、家事からは逃れられません。しかも料理、洗濯、掃除、買い物だけが家事じゃない。一般的には名前を付けられていないけど、膨大な「名もなき家事」があります。
家の中で履いているスリッパ。表向きにはきれいでも、ふとした拍子にひっくり返って、裏を目にした時…。
お盆休み企画としてロングセラー『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』より7日連続で「名もなき家事に名をつける」記事をお届け。今日は3日目です。
◎1日目から読む
ひっくり返ったスリッパを見て
「裏ってこんなに汚れてるんだぁ」と
思いながらそっと元に戻す家事
<命名>
裏の世界
意外にも、数多くの名もなき家事の原因となるのがスリッパです。
バラバラに脱ぎ捨てられたスリッパをそろえる。玄関に戻す。脱いだはずのスリッパが行方不明になり、裸足で探しまわる。自分のスリッパを家族の誰かがはいているのを見てモヤモヤする。
これらをはるかに超える心理的ダメージを受けるのが、ひっくり返ったスリッパの裏が予想外に汚れているのを目撃したときです。
床が汚れているから、スリッパの裏が汚れる。そして、スリッパの裏が汚れているから、また床が汚れるという無限ループ。それはまさに、できれば知りたくなかった不都合な真実といえるでしょう。
今度、ぞうきんで裏をふこう。そろそろ新しいスリッパを買おう。しかし、それまでは見なかったことに。
<所要時間>
7秒
<やれやれ度>
5%
<ワンポイントアドバイス>
洗濯できるスリッパを買うと丸洗いできて便利です。(55歳・女性)
<本稿は『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』(サンマーク出版)から一部抜粋して再構成したものです>
(編集:サンマーク出版 Sunmark Web編集部)
Photo by shutterstock
【著者】
梅田悟司
コピーライター
インクルージョン・ジャパン株式会社 取締役 コミュニケーション・ディレクター
◎4日目の「名もなき家事」はこちら