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『月刊 Book Lover LABO 』2024年10月号-特集:本じゃなくていい時代の本の作り方

こんにちは!「Book Lover LABO~本の未来研究所~」運営担当の酒見です。Book Lover LABOはサンマーク出版のメンバーが中心になって設立されました。

出版社や職業、書き手、作り手、読み手などの垣根を越えて、「本の世界で仕事をする人」や「本を読むのが大好きな人」が集まり、本の未来を一緒に考えたり、つくったりするためのコミュニティです。

LABOでは毎月、以下の2つをお届けしています!

①トークイベント 「Book Lover TALK」
② 黒川精一レポート「Book Lover REPORT」

この『月刊 Book Lover LABO』では、前月の活動内容をダイジェストでお伝えしていきます。メンバーさんは振り返りに、これから入会を考えている方はどんな活動をしているか参考になさってください。それでは、いってみましょう!

2024年9月のイベント&レポートはこちらです!

①Book Lover TALK
本じゃなくていい時代の本の作り方」
サンマーク出版 代表取締役社長 黒川精一

②Book Lover REPORT
ベストセラー本に必要なのは読者の『共感』と、もうひとつ……。」
サンマーク出版 代表取締役社長 黒川精一


◎本じゃなくていい時代の本の作り方

①Book Lover TALK  
黒川精一(サンマーク出版 代表取締役社長)

第1回目の「Book Lover TALK」はサンマーク出版の社長の黒川が登壇しました。30年間近く本の編集を手がけ、これまでに3冊のミリオンセラーを輩出している黒川が、「これからの本作り」について60分間の講義を行いました。

黒川精一プロフィール(経営者、編集者)
高橋書店→アスコム→サンマーク出版。本の編集者歴は25年。日本の単行本編集者で唯一の「2年連続」を含む3冊のミリオンセラーを担当し、累計部数は約1000万部。2023年3月から会社の代表。

講演のテーマは「本じゃなくていい時代の本の作り方」

SNS、動画配信、音声配信……どこにいてもスマホで情報に簡単にアクセスできる「本じゃなくていい時代」に本の書き手や編み手は、どんな本を作ればいいのか? 

ダイエットでも、語学でも、料理でも、「Aの方法」「Bの方法」「Cの方法」……といった具合に、「いかに優れた手段か」「いかに手軽にできる手段か」の競争になった結果、本はどれも同じようになってしまった。これからの時代、注目すべきは「手段」ではなく……

黒川の講演資料より

さて、黒川が注目したのは「手段」ではなく、何だったのでしょうか? それができれば本のライバルだったスマホが「味方」に変わるという話に、受講されたメンバーさんたちは大変驚いた様子でした。

*第1回「Book Lover TALK」アーカイブ配信は2024年10月31日(木)まで


◎ベストセラー本に必要なのは読者の「共感」と、もうひとつ……。

Book Lover REPORT  vol.1

LABOのメンバーさんに配信する「Book Lover REPORT」は、黒川精一が毎月10日ごろにお届けします。今回は黒川が考える「ベストセラー本に必要な2つの成分」について解説。ひとつは読者の「共感」。では、もうひとつは……?

本を書く、編集する、広める、届けるすべての工程で、読者がこちらを向いてくれるかどうかを左右する重要な話でした。また、日頃、本をよく読む方にとっては、「私はどうしてこの本に惹きつけられたのだろう?」と振り返るきっかけになるかもしれません。

「Book Lover REPORT」はこちらから途中まで試し読みできます↓
ベストセラー本に必要なのは読者の「共感」と、もうひとつ……。 Book Lover REPORT vol.1|Sunmark Web

*記事は1100円(税込)でどなたでも読めますが、LABOにご入会頂くと550円(税込)で読むことができます。


◎LABOメンバーさんから感想をいただきました!

イベントにご参加いただいたメンバーさんから感想をいただきましたので、一部ご紹介させていただきます!

9月の「REPORT」と「TALK」のアーカイブ配信は10月31日(木)まで!いま入会すると、9月配信のイベント・レポートも見ることができます。

◎10月のLABOの活動予定はこちら

①「Book Lover TALK」
10月15日(火)18:00からオンラインにて
Web記事タイトル・キャッチコピー
​「選ばれるための作りかた」​大切にしたい5つのこと​
SunmarkWeb編集長 武政秀明 

②Book Lover REPORT 10月10日ごろ配信予定
サンマーク出版代表 黒川精一


それではまた次回の『月刊 Book Lover LABO』でお会いしましょう!

▼LABOに関するお問い合わせはこちら


◎LABOサンマーク出版メンバープロフィール

●黒川精一(経営者、編集者)
高橋書店→アスコム→サンマーク出版。本の編集者歴は25年。日本の単行本編集者で唯一の「2年連続」を含む3冊のミリオンセラーを担当し、累計部数は約1000万部。2023年3月から会社の代表。

●岸田健児(編集部統括編集長)
ワニブックス→サンマーク出版。祖父が古書店を経営していた事から本の魅力に触れる。『ぺんたと小春』シリーズ50万部、『神さまとおしゃべり』シリーズ36万部。累計部数は約250万部。自ら絵本の執筆をする著者でもある。

●橋口英恵(第1編集部編集長)
ビジネス書⇒自己啓発書⇒健康書と、ジャンルを変えながら編集者歴20年超。2023年から1年半の間に、『100年ひざ』『ほどよく忘れて生きていく』『糖質疲労』など4冊の10万部超えを記録。累計部数は約300万部。

●池田るり子(第ゼロ編集部副編集長)
幼い頃から小説が大好きで、これまで2万冊を読破。担当した『コーヒーが冷めないうちに』は映画化し、世界でシリーズ500万部を突破。長年合唱を続けており、バチカン市国にてローマ法王の前で歌ったこともある。

●三宅隆史(第ゼロ編集部デスク)
飛鳥新社→サンマーク出版。2021年から3年連続で年間ベストセラーにランクイン。『肺炎がいやならのどを鍛えなさい』38万部、『長友佑都のヨガ友」』20万部、『1年で億り人になる』19万部など、累計部数は約200万部。

●尾澤佑紀(第3編集部編集者)
フォロワー100万人以上を誇るYouTuberたちとタッグを組み『古事記転生』『シン・人類史』などベストセラーを輩出。動画編集や配信エンジニアなど、本作り以外でも才能を発揮している。週に最低2回は映画館に通うほど、無類の映画好きでもある。

●武政秀明(Sunmark Web編集長)
自動車販売会社→日本工業新聞社→東洋経済新報社→サンマーク出版。Webメディア界の中心人物であり、東洋経済オンライン編集長時代の2020年には「月間3億PV」を記録して、業界を驚かせた。

●新井俊晴(PR戦略室チーフディレクター)
本の宣伝担当。サンマーク出版の「新聞広告」「電車広告」の仕掛け人で、年間1000本を超える広告を企画・制作している。社内報である『Sunmark Weekly』の編集長も務める。

●酒見亜光(PR戦略室チーフディレクター)
メディアプロモーションと新規事業「本とTREE」の運営担当。著者の「メディアPR」の仕掛け人で、「本を売る」ためにPR・広報の最適解を出し、テレビ局やラジオ局と交渉を重ねるプロフェッショナル。

●田中里加子(PR戦略室・入社2年目)
メディアプロモーションや公式SNS、「本とTREE」の運営担当。2001年生まれのZ世代で会社最年少ながら、映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の製作委員会に参画。写真、デザイン、動画編集など多才。

●杉本耕亮(営業部西日本エリア統括マネジャー)
高橋書店→サンマーク出版。書店営業歴15年。紀伊國屋書店新宿本店、ブックファースト新宿店などを担当しながら、西日本エリアを統括。きめ細かい戦略と大仕掛けの大胆さを併せ持つ「本の営業」のスペシャリスト 。

●荒木 宰(製作部→総務部役員)
営業部を経験後、製作部に異動し、印刷・製本・用紙のスペシャリストになり、サンマーク出版の8冊のミリオンセラーすべてに携わる。現在は総務部役員として経営、人事、及び働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる。