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部屋を片付けたかった人が何ひとつ捨てられなかったモヤモヤを何とかしてください

 お盆休みにやることがなくなった。。。そうだ、部屋を片付けよう!

 そう思っている人もいるでしょう。放っておくと家の中にモノがどんどんたまっていくのが世の常。ここで思い切って整理しようと思ったら思わぬ落とし穴が。これって、「名もなき家事」では? このモヤモヤなんとかできないものでしょうか。

 お盆休み企画としてロングセラー『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』より7日連続で「名もなき家事に名をつける」記事をお届け。今日は4日目です。

『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』 サンマーク出版 梅田悟司
『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』

◎1日目から読む

思い切って捨てようと
決意したのに
思い出にひたってしまい
何ひとつ捨てられず
時間だけを浪費する家事


<命名>
思い出テロ


(イラスト:ヤマサキミノリ)

 思いきりモノを捨てたくなることがあると思います。

 衣替えや大掃除のとき。モノが多すぎて、探し物が見つからなかったとき。闇に包まれた段ボールが押し入れから発見されたとき。このようにきっかけはさまざまでしょう。

 いざ片づけはじめると、思い出にひたってしまうノスタルジー・タイムに突入することになります。押し入れや段ボールに入っているものを引っぱり出しながら、いちいち思い出が襲いかかってくるのです。

「旅行に行ったときのお土産だ」「こんな写真、残ってたんだ」「何だろう、この手紙」「あのころに戻りたい」

 その結局、ちょっとした書類だけを捨てて、その他のものは残しておくことに。

 数年間も開けなかった段ボールは、段ボールのまま捨てるのがいちばん!


<所要時間>
3時間

<やれやれ度>
65%

<ワンポイントアドバイス>
どうせ死ぬときに捨てるんだから、いま捨てても同じでしょ。(52歳・女性)


<本稿は『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』(サンマーク出版)から一部抜粋して再構成したものです>

(編集:サンマーク出版 Sunmark Web編集部)

【著者】
梅田悟司
コピーライター
インクルージョン・ジャパン株式会社 取締役 コミュニケーション・ディレクター

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