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小くよ06 死んでも「やるべきこと」はなくならない

 仕事に追われ、次々とタスクをこなしていく――。そのサイクルに夢中になりすぎて大事なことを見失っていないでしょうか。

 今月スタートしたサンマーク出版のオウンドメディア「Sunmark Web」の特別企画として、『新版 小さいことにくよくよするな!』が説く格言を100日連続でお届け。

 6日目は「死んでも「やるべきこと」はなくならない」

死んでも「やるべきこと」はなくならない

 なんとか仕事をやりとげること、それをひそかな目標にして生きている人が多い。

 夜遅くまで働き、翌朝は早起きして出勤。遊びや楽しみは二の次にして、愛する人たちに待ちぼうけをくわせる。待たせすぎて恋人や奥さんに逃げられた人たちをたくさん見てきた。

 という私が、実はかつてそうだった。

「やるべきこと」のリストは、ここ当分のあいだだけあるものだと私たちは自分に言いきかせる。片っぱしからやっつければ気分がすっきりしてハッピーになれる、と。だが、現実はちがう。リストの項目を1つやっつけるたびに新しい項目が出てくる。

 かけなければならない電話、仕上げなければならない企画はたえずある。リストやスケジュール表が詰まっているのは成功のあかし、といわれるぐらいだ。

 しかし、あなたがどんな肩書きをもち、どんな仕事をしていようと、自分の幸せと愛する人たちの幸せがなにより重要だということを忘れてはいけない。

 すべてをやりとげることにこだわるかぎり、心の平和は訪れない。ほとんどのことは待ってもらえる。仕事のうえで本物の「緊急事態」と呼べるものなんて、めったに起きないのだから。

 人生の目的は、すべてをやりとげることではなく、その一歩ずつの過程を楽しみながら、愛情のある暮らしを送ることにある。そう自分に言いきかせることで、私は「やるべきこと」のリストを片っぱしからやっつけたいという欲求をコントロールできるようになった。

 あなたが死んでも、やりかけの仕事は残ることを忘れないように。もう1つ言わせてもらえば、それはだれかがやってくれるのだ。

 できないことにくよくよ悩んで、貴重な時間をむだにするのはもうやめよう。

<本稿は『新版 小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版)から一部抜粋して再構成したものです>

(編集:サンマーク出版 Sunmark Web編集部)


【著者】
リチャード・カールソン(Richard Carlson)
心理学者。ストレスコンサルタント。ユーモアにあふれ、率直でわかりやすく、しかも誰にでも実践できそうな「くよくよしない」ヒントを提唱。著作やテレビ出演、講演多数。著書に『(文庫)マンガで読む 小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版)などがある。

【訳者】
小沢 瑞穂(おざわ・みずほ)

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