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Kids – 子供たち

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子どもが「自分は幸せだと思う」ために親ができること

子どもが「自分は幸せだと思う」ために親ができること

 自分の子どもをどのように育てたらいいのか。どの親も悩む共通の課題です。

 子どもを人生の主役にする育て方はあるのでしょうか。

 褒め方、叱り方、遊び方、食事、片付け、スマホ――。年間500本以上読破する論文オタクの東大医学博士・二児の母が超厳選した、親だからできる聞き方、伝え方の最適解を探った『自分で決められる子になる育て方ベスト』より冒頭の試し読みをお届けします。

はじめに子どもに幸せに

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4年生の「算数」学習、SAPIX流が大事にする3つの土台

4年生の「算数」学習、SAPIX流が大事にする3つの土台

 「算数が嫌い」と感じるお子さんが増えるのは小学校3〜4年生と言われるようです。
 
 特に少数や分数がはじまる小学4年生は、難易度も急に上がり、苦手意識を持ちやすいのではないでしょうか。しかし基本的な計算であるだけに、ここでつまづいてしまうと、その後、ついていくのが大変になってしまいます。

 教育・学習ライターの小川晶子さんは、大手中学受験塾のSAPIX(サピックス)小学部に取材してまとめた著

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赤ちゃんの寝かしつけ、「泣かせっぱなし」を心配しなくていい根拠

赤ちゃんの寝かしつけ、「泣かせっぱなし」を心配しなくていい根拠

 赤ちゃんが生まれたばかりの親にとって、「寝かしつけ」は悩ましいことの一つでしょう。一般的になかなか自分で寝てくれない赤ちゃんは少なくありません。

「泣き始めたら抱っこしてあやして泣き止んだらベッドに戻す」あるいは「しばらく泣かせておく」。どちらの寝かしつけが良いのでしょうか。

 親としては赤ちゃんが泣きっぱなしになってしまうことに後ろ暗さもあるかもしれませんが、「泣かせる寝かしつけ」が有効と

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小学5年生からの中学受験志望校選び「SAPIX流」のヒント

小学5年生からの中学受験志望校選び「SAPIX流」のヒント

 子どもの中学受験を考えている親子にとって、子どもに合った学校をどう選ぶかは重要な検討事項の一つ。

 教育・学習ライターの小川晶子さんは、大手中学受験塾のSAPIX(サピックス)小学部に取材してまとめた著書『SAPIX流 中学受験で伸びる子の自宅学習法』で、「小学5年生の時期に第一志望の方向性ぐらいは決めておきたいところ」と解説しています。

 子供に合った学校の選び方のヒントを本書よりお届けし

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子どもの「ごっこ遊び」は好きなだけやらせてあげたほうがいい

子どもの「ごっこ遊び」は好きなだけやらせてあげたほうがいい

「8歳の次女はごっこ遊びが大好き。毎日いろいろなものになりきって遊んでいます。長女は習い事で忙しいので、どうしてもおままごとの相手を親に求めてくるのですが、忙しいので毎回は付き合ってあげられません。もう2年生、こんなことをしていていいのでしょうか」

 こうしたお母さんの悩み。どうするのがいいのでしょうか?

年間500本以上の論文を読む著者が厳選した世界の研究を根拠としてまとめた『自分で決められ

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意見・感想を伝えること、そんなに難しく考えないで

意見・感想を伝えること、そんなに難しく考えないで

 他人に対して意見や感想を言うことは大人でも難しい場面があります。まして小学生なら?

 子どもの小学校生活における言い方、考え方を紹介している齋藤孝さんの著書『こんなときどう言う?事典』よりお届けします。

<意見って何を言っていいかそもそもわからない>

基本)ちょっとでもいいところ見つけて伝えてみて

できる!)自分の「ベスト1、2、3」を話そう

これだけでもOK)正解はない。自分の気持ち

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「共働きor専業主婦(夫)」子どもの将来に影響するのか

「共働きor専業主婦(夫)」子どもの将来に影響するのか

 「親の仕事」は子どもに影響する?

 ブラウン大学経済学部のエミリー・オスター教授は、経済学者として膨大なデータにあたり、そこから得た知見と、自身の子育て経験を交え、全てに科学的根拠を求めた『米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト』を著しています。

 そこで論じていることの1つのテーマが「専業主婦(夫)か仕事復帰かの議論で外せないこと」(3月26日配信)でも論じた『「家」

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特別な勉強なく運動だけさせた小学生たちの成績が一様に上がった秘密

特別な勉強なく運動だけさせた小学生たちの成績が一様に上がった秘密

 子どもの成績を伸ばすためには、机に向かってひたすらに勉強するしかない――。

 最新の研究では別の結果が出ています。必要なのはむしろ外に出て身体を動かすこと。

 スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏が、運動が脳にどんな影響を与えるかをテーマに、効果の高い身体の動かし方やそのメカニズムをまとめた『運動脳』からお届けします。

普段は運動しない肥満気味の小学生たちを外で運動させた

 アメ

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6年生の勉強時間、学習への取り組み「SAPIX流」の作法

6年生の勉強時間、学習への取り組み「SAPIX流」の作法

 中学受験に挑む小学6年生。どのような方針で、どれだけの勉強時間を充てて、どうやって学習の精度を上げればいいのでしょうか。

 『SAPIX流 中学受験で伸びる子の自宅学習法』よりお届けします。

6年生前半に基礎を固め、後半は入試に向けて準備を進める

 6年生は「受験学年」といわれます。この1年間をどのように過ごすかで、最終的な結果が大きく変わってくるのは間違いありません。

 とはいえ、6年

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SAPIX流「5年生」が取り組んでいる勉強時間の実態

SAPIX流「5年生」が取り組んでいる勉強時間の実態

 中学受験に取り組む子どもの勉強や学校選びが本格化してくるのが5年生。高度化してくる学習内容についていきつつ、積み重ねが大事な時期でもあります。どれだけの勉強時間を充てて、目標の学校の方向性を決めればいいのでしょうか。

 教育・学習ライターの小川晶子さんが大手中学受験塾のSAPIX(サピックス)小学部に取材して、低学年から試験当日まで、親ができるサポートと学年別のポイントをまとめた『SAPIX流

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教え方がうまい人は基本から順番に一つずつ教える

教え方がうまい人は基本から順番に一つずつ教える

「友だちにバスケのやり方を教えているんだけどさっぱりわかってもらえない。どうしたらわかってもらえるの?」

 他人にモノを教えてわかってもらうのは、大人でも難しいことです。齋藤孝さんの新刊『こんなときどう言う?事典』よりお届けします。

基本)教えるのは一度に一つだけ

できる!)いちばん重要なことを最初に教える

これだけでもOK)いっしょにやる

<全部いっぺんに伝えない。一つずつ教える>

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SAPIX流「小学4年生」の勉強に欠かせない3つのこと

SAPIX流「小学4年生」の勉強に欠かせない3つのこと

 中学受験対策として塾に通い始める子が増えてくるのが小学4年生。まずは学習習慣を身につけたら、実際にどう勉強を進めていくといいのでしょうか。『SAPIX流 中学受験で伸びる子の自宅学習法』よりお届けします。

「ながら勉強」はやめ、集中して取り組む習慣をつけよう

 4年生からは勉強の時間を毎日少しでも組み込んでいきたいところですが、長ければ長いほどいいというわけでもありません。1日は24時間。限

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ふとした発言で「相手を怒らせた子」が取るべき言動

ふとした発言で「相手を怒らせた子」が取るべき言動

 友だちと話していて、相手が急に怒り出してしまった。自分としてはそんなつもりじゃなかったのに……。

 どう振る舞うのがいいでしょうか。

 子どもの小学校生活でシチュエーションにあわせた言い方と、その考え方を紹介している齋藤孝さんの著書『こんなときどう言う?事典』よりお届けします。

<誤解された(そんなつもりで言ったんじゃないのに……)>

基本)「そんなこと思ってないよ」と早めに言おう

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子どもが「おともだちとケンカしちゃった」どうする?

子どもが「おともだちとケンカしちゃった」どうする?

 「けんかしちゃった!」「話してたら相手が急に怒り出したんだけどどうしよう!」

 お子さんのピンチを、どう助けてあげればいいのか? そこで伝えるコミュニケーションのコツは一生ものです。

 齋藤孝さんの新刊『こんなときどう言う?事典』よりお届けします。

「おともだちとけんかしちゃった……」への正解は?

A 「ごめんね」って謝ろう

B 「ねえねえねえねえ」ってケンカがなかったように話しかけち

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