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Business – 仕事

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#本紹介

頭のいい人は効率的に分ける「線の引き方」が抜群にうまい

頭のいい人は効率的に分ける「線の引き方」が抜群にうまい

 調達コンサルタントとして活動し、テレビ、ラジオなど数々の番組に出演、企業での講演も行っている坂口孝則さんはさまざまなジャンルにまたがって毎月30冊以上の本を読む読書家。その坂口さんによる『「しやすい」の作りかた』(著:下地寛也、サンマーク出版)のブックレビューをお届けします。

うまく線を引ければ仕事や生活は向上する

 『「しやすい」の作りかた』は生活や仕事をラクにするための、きわめて効果的な

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株式投資と一口に言っても「何を狙うか」で変わる投資スタイル主要5選

株式投資と一口に言っても「何を狙うか」で変わる投資スタイル主要5選

 歴史的な株高に加えて新NISAのスタート、デフレからインフレへの転換など株式投資を始めやすい条件にある中、初心者がまず知っておくべきことの一つが、投資にはさまざまなスタイルがあるということ。

 複眼経済塾という投資・経済スクールの塾長を務め、1冊で2000ページに及ぶ株式情報誌の定番中の定番『会社四季報』を27年間で108冊全ページ読破する渡部清二さんの新著『そろそろ投資をはじめたい。』による

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株式投資をする人に知ってほしい「株価がどう頑張っても上がりづらい分野」の法則

株式投資をする人に知ってほしい「株価がどう頑張っても上がりづらい分野」の法則

 株式投資をしている人にとって株価が上がるきっかけを見つけることは欠かせないことです。ただ、大切なことは、それだけではありません。

 複眼経済塾という投資・経済スクールの塾長を務め、1冊で2000ページに及ぶ株式情報誌の定番中の定番『会社四季報』を27年間で108冊全ページ読破する渡部清二さんの新著『そろそろ投資をはじめたい。』よりお届けします。

どんなに条件を満たしても上がらない分野は存在す

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地図をなにげに眺める人が恐らく気づいていない3つの真実

地図をなにげに眺める人が恐らく気づいていない3つの真実

 見知らぬ土地を訪れた時、あるいはそこに思いを馳せる時に地図を見ることがあるでしょう。ただ、その地図を鵜呑みにしてはいけません。地図は現実ではなく、過去のある時点におけるスナップショットでもあるからです。

 「最高の地図があっても「不完全」と考えたほうがいい理由」(7月11日配信)に続いて、抽象を道具に現実をとらえる考え方について、人類を代表する知者たちのメンタルモデルを紹介した『知の巨人たちの

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「メッシはほぼ左足しか使わない」が映す「強みを存分に発揮できる人」の絶対条件

「メッシはほぼ左足しか使わない」が映す「強みを存分に発揮できる人」の絶対条件

「何でもできる人」っていませんか?

 対するは「これしかできない人」。

 両者を比べて「最高の人材」だと考えられているのは前者のほうだと思う人は少なくないかもしれません。しかし、世界最高峰のサッカー選手、リオネル・メッシのケースを考えてみると、最高の人材は必ずしも「オールラウンダー」ではないことが見えてきます。

『NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘』よりお届けしま

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責任をなすりつける人とミスを自分から認められる人に生じる決定的な大差

責任をなすりつける人とミスを自分から認められる人に生じる決定的な大差

 組織で何か問題が起きた。

 責任の所在が明確にされず、負う必要のない者に責任がなすりつけられた。リーダーが「責任は自分にある」と言いながら、誰かの首を切った。

 こうした非難や責任のなすりつけが起こっている組織に居ると分かったらどうしたらいいでしょうか?

「変化への不安」の根底心理を探り、「行動できる」自分に変わる方法を解いた『命綱なしで飛べ』よりお届けします。

不当な告発、責任のなすり

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投資なんて自分には無関係と思う人に知ってほしい「あなたも投資をしている」という事実

投資なんて自分には無関係と思う人に知ってほしい「あなたも投資をしている」という事実

 あなたは投資をしていますか?

 新NISAが始まり、デフレからインフレへの転換が進む中、投資を始めるには絶好の機会と言われています。

 一方で、これまで投資をしたことがなく、興味はあってもなかなか踏み出せない人も少なくないようです。そもそも「投資」とは何でしょうか?

 複眼経済塾という投資・経済スクールの塾長を務め、1冊で2000ページに及ぶ株式情報誌の定番中の定番『会社四季報』を27年間

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同じ時間を働いて「莫大な富を稼ぐ人」と「時給だけを得る人」の決定的な大差

同じ時間を働いて「莫大な富を稼ぐ人」と「時給だけを得る人」の決定的な大差

 1日8時間働くとして、それをはるかに上回る成果を上げられるか、それとも時間通りのリターンか。

 アメリカ・シリコンバレーで生きる伝説とされる、ナヴァル・ラヴィカントは、そのカギが「レバレッジ」にあると説きます。ナヴァルの投稿記事、ツイート、対談を集めた本『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』よりお届けします。

時間の「切り売り」を断つ──インプットとアウトプットを分断する

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私たちが統計の数字よりも「誰かの物語」に感情移入してしまう理由

私たちが統計の数字よりも「誰かの物語」に感情移入してしまう理由

戦争における戦死者の数を聞くよりも、はるかに心に残ったり動いたりすることがあります。私たちが「感情移入」するのは誰かの物語なのです。

『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』より「心の理論」についての解説をお届けします。

アメリカで撮影も掲載も禁じられていた「写真」の理由

 18年ものあいだアメリカでは、メディアが「亡くなった兵士の棺」の写真を撮ったり、

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コクヨのキャンパスノートが圧倒的に「使いやすい」明確な根拠

コクヨのキャンパスノートが圧倒的に「使いやすい」明確な根拠

 勉強、ビジネス、日記、メモ――。日常のいろんなシーンに活用されている紙のノート。その定番中の定番が文具大手コクヨの「キャンパスノート」です。作りを見てみると、「使いやすい」「見やすい」「わかりやすい」が詰まっています。

 コクヨのワークライフコンサルタント・下地寛也さんの著書で、ありそうでなかった「しにくい」の解決を探った新刊『「しやすい」の作りかた』よりお届けします。

なぜ、キャンパスノー

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転職後「また会社辞めたい」とループする人が入り込む迷路の出口

転職後「また会社辞めたい」とループする人が入り込む迷路の出口

 給料を上げたい。別のスキルを磨きたい。働きがいを見つけたい。将来性のある仕事に就きたい。残業を減らしたい。苦手な上司や同僚から離れたい――。

 前向きな理由にしろ後ろ向きな理由にしろ、何かを変えようと転職した人の中で、また「やめようかな…」とモヤモヤしてしまうことがあります。

 なぜそんなことになるのでしょうか。「社会人3〜4年目で転職に挑む人に知ってほしいモヤモヤの正体(7月5日配信)では

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仕事を抱え込んで周囲をハラハラさせる人にありがちな考え方

仕事を抱え込んで周囲をハラハラさせる人にありがちな考え方

 仕事や勉強で結果を出せる人は「やるまでの時間」が短く「すぐやる」クセが身についています。

 一方、「すぐやる」を怠ってビジネスの現場で仕事を抱え込んでしまうと、大惨事が起こることがあります。脳神経外科医、菅原道仁さんの著書『すぐやる脳』から一部抜粋、再構成してお届けします。

すぐやらないのは「認知のゆがみ」のせい

 ビジネスパーソンの場合、よく見聞きするのが「タスクの抱え込み」です。

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結果主義で物事を判断する人が見落としていること

結果主義で物事を判断する人が見落としていること

 仕事でもプライベートでも何かを「決断する」という場面の連続ですが、特に人生に大きな影響を及ぼすような事項の場合は、その決断が正しかったのか間違っていたのかを後で考えることは少なくありません。

 その評価を左右する要素として考えたいのが決断によってもたらされた「結果」。『How to Decide 誰もが学べる決断の技法』よりお届けします。

結果の質で決断の見方が変わる

①新しい会社で仕事を

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同調圧力の中で変革を起こす人が満たしている絶対条件

同調圧力の中で変革を起こす人が満たしている絶対条件

 社会起業家でありカリフォルニア大学バークレー校教員のアレックス・ブダク氏は、現状を疑って、たとえ既存の規範や慣例をゆるがしたとしても、人がしないことに取り組むことが、社会に変革を起こすチェンジメーカーの姿だと説きます。

 一方、他人と著しく違う行動をとることに躊躇する人は少なくありません。チェンジメーカーにとって、これは何を意味するのでしょうか。

 ブダク氏の著書『自分の能力が変わるカリフォ

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