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目の見えない精神科医が自分を「視覚障がい者」ではなく「視覚想像者」と言う理由
「目が見えない人の世界」を想像したことはありますか?
視力を失った全盲の状態で心の悩みを抱えている患者さんに向き合っている精神科医の福場将太さんは、それを「カラフルな世界」と表現します。福場さんの初めての著書『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』よりお届けします。
私は「視覚障がい者」ではなく「視覚想像者」
人は情報のおよそ8割を「視覚」から得ていると言われています。
「目を使わないことがモノを見る奥の手」目の見えない精神科医・福場将太さんが見えなくなって分かったこと
スマホの見すぎで目も頭も心も疲れてしまうことはないでしょうか。そんな疲れた心を支える仕事を、視力を失った全盲の状態で行っている人がいます。
その名は福場将太さん。北海道の美唄市で、精神科医として働いています。
2024年10月、初の著書である『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』を上梓した福場さんに、刊行インタビューを行いました。徐々に視力を失う体験をした福場さんだからこ
目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと
北海道美唄(びばい)市で精神科医として従事する福場将太さん。彼はもともと目が見えていましたが徐々に視野が狭まる病を患っていることが発覚。32歳で完全に視力を失いましたが、それでも10年以上にわたり、患者さんの心の病と向き合い続けています。
目が見えていたからこそ、目が見えなくなったからこそ、両方の視点で「見えるもの」と「見えないもの」がわかる。そんな福場さんの明日を明るく照らす言葉が詰まった
30年後の人にも愛される作品を描いていく…『コーヒーが冷めないうちに』原作者・川口俊和さんは人の感情にどう向き合っているか
世界でシリーズ累計500万部を突破した日本生まれの小説『コーヒーが冷めないうちに』。現在42言語に訳され、アメリカではシリーズ累計90万部を超え、同国でのミリオンセラーも見えてきています。
そのシリーズ6作目となる最新刊『愛しさに気づかぬうちに』が9月25日に日本で発売を迎えたのを記念して、3日連続で著者の川口俊和さんにその裏側を全てお聞きするインタビュー。最終回となる後編をお届けします。
第
45歳まで食べていくのがやっと…『コーヒーが冷めないうちに』原作者・川口俊和さんがやりたいことを貫いて掴んだ幸運
日本で2018年に映画化された小説『コーヒーが冷めないうちに』のシリーズ6作目『愛しさに気づかぬうちに』が9月25日に日本で発売となりました。2015年12月に1作目が登場してから約9年。日本ではシリーズ累計140万部、世界で500万部を超え、ハリウッド映像化も控えるほど、世界中から注目される人気作品です。
3日連続で著者の川口俊和さんにその裏側を全てお聞きするインタビュー。中編をお届けします。
不器用な自分を投影しているのかも…『コーヒーが冷めないうちに』原作者・川口俊和さんが最も感動した読者からの一言
日本で2018年に映画化された小説『コーヒーが冷めないうちに』が、今、世界中で多くの人に読まれています。累計部数は、世界でシリーズ500万部を突破。1年間に150万部というペースで売れており、ハリウッド映像化も控えています。日本でシリーズ6作目となる『愛しさに気づかぬうちに』が本日9月25日に発売となりました。
なぜ、日本の小説がこんなにも世界の多くの読者に読まれ、愛されているのか。著者の川口俊
所ジョージさんが近所の男子中学生と交換ノートをしている理由
「え? アレってまだ続いてたんですか?」
「そうだよ、コロナ終わりぐらいからだから、もう4年もやってるよ」
これは、最近、所ジョージさんと交わした会話。
どうも! はじめまして! クリタヤスシともうします。ボクは情報番組系をメインに、「バラエティ、お笑い、ドキュメンタリー、報道までなんでもソコソコにこなすよね~」という業界評のおっさん放送作家です。
そんな微妙なキャリアの中で、所ジョ
京都の和食店と銀座の2つ星フレンチで修業。ユーゴシェフが築く料理のネクストステージ〜連載第3回〜
みなさん、こんにちは。
食のディレクター
山口繭子と申します。
『エル・グルメ』や『婦人画報』で
エディターとして働き、独立。
今は食にまつわるあれこれを
書いたり、編集したり、
企画したりしています。
この連載では
そんな仕事を通して私が出会った人々、
とりわけ
「料理を通じて己を表現する人=シェフ」
を毎回、紹介していきます。
34歳のフランス人シェフが開いた小さな店さて、みなさん。
「数字合わせの企画は作らず、基本に忠実に売りまくる」兵庫 明石の出版社・ライツ社という生き方
『僕が旅に出る理由』というタイトルの本がある。旅に出て、新しい自分を見つけた大学生100人の手記や撮影写真などを集めたエッセイ集だ。
2012年2月、京都市左京区に本社を置く「いろは出版」から刊行された。同出版社のプロデュースで、さまざまな人の書いた夢を集めて本にする「日本ドリームプロジェクト」による企画の一つでもある。
2008年に関西大学を卒業し、同出版社に入社した大塚啓志郎(おおつか
「1000万円の奨学金返済が人生の転機になった」元国税専門官からブックライターに転じた小林義崇さんの快活人生
2024年8月に『僕らを守るお金の教室』を上梓したマネーライターの小林義崇さん。
『すみません、金利ってなんですか?』(小社刊)などベストセラーを多数執筆。著書の発行累計は25万部を超えており、各種メディアで活躍されています。
そんな小林さんは東京国税局で約13年間勤務したのち、2017年に一念発起してライターに転身したというユニークなキャリアの持ち主。『僕らを守るお金の教室』のテーマである、
お金は「守る知識」がなければ無駄に減っていくだけ 元国税専門官ライター小林義崇さんに「お金の防衛術」を聞いてみた
近年の物価上昇を受けて、家計や生活の不安を抱える方が多いのではないでしょうか。
2023年の消費者物価指数は前年比3.1%上昇と、1982年以来41年ぶりの物価上昇となりました。今年に入っても物価高は続いている一方で、賃金上昇が追いついていません。
そんな中でお金の心配をせずに暮らしていくにはどうしたらいいのでしょうか。新刊『僕らを守るお金の教室』を上梓した、元国税専門官でライターの小林義崇さ
転職8回、松本祐季シェフのゴールは?〜連載第2回〜
みなさん、こんにちは。
食のディレクター
山口繭子と申します。
『エル・グルメ』や『婦人画報』で
エディターとして働き、独立。
今は食にまつわるあれこれを
書いたり、編集したり、
企画したりしています。
この連載では
そんな仕事を通して私が出会った人々、
とりわけ
「料理を通じて己を表現する人=シェフ」
を毎回、紹介していきます。
満足しない人、「啓蟄」松本シェフ
前回、
「フランス料理の
「文章は導入3行とオチが命」ブロガーかんそうさんに面白い文章を書くコツを聞いてみた
■"かんそう"さん、ついにその文章術を公開!
時には音楽の感想、ある時はアニメの感想、日常の愚痴まで…… ありとあらゆるジャンルの文章で人々を共感させ、時には感動の渦に巻き込み、はたまたその内容が議論の的にもなってきたエンタメ系のトップブロガー“かんそう”さんが初めて本を執筆した。
そのタイトルは『書けないんじゃない、考えてないだけ。』である。
発売に合わせて、6月21日には「青山ブックセン