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『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』記事一覧

 運は生まれつきの才能ではありません。脳科学者の中野信子さんは、運のいい人には共通した考え方や行動パターンがあり、科学的な見地から運は制御可能だと説きます。
 
『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』は、中野さんがつきとめた運のいい人だけがやっている「思考」と「行動」をまとめた本です。

『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(サンマーク出版) 書影
『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』

◎運のいい人が「自分を粗末にせず大切に扱う」理由

運のいい人は自分を粗末に扱いません。靴下に穴が開いていれば新しいものに替え、一人の食事でも心のこもった料理を選びます。自分を大切に扱う人は他者からも大切にされ、それが良好な人間関係を築く基盤となって運気を高めていきます。

◎自分は運がいいと思い込む人こそ「運がいい」根拠

根拠がなくても「自分は運がいい」と決め込むことで、実際に運は良くなります。この思い込みは失敗時の建設的な反省を促し、努力の余地を生み出します。プラスの自己イメージと組み合わせることで、さらに強力な好循環が生まれます。

◎運のいい人が運を呼び込む「行動パターン」の秘密

「運がいい」と声に出して言うことで、脳の海馬に働きかけ、記憶として定着させることができます。また、運のいい人と積極的に関わることで、ミラーニューロンを通じてその行動パターンを自然に習得することができます。

◎「王様のブランチ」Bookランキング1位!『科学がつきとめた運のいい人』著者・中野信子さんが「早寝早起きする人は運がいい」と言う根拠

早寝早起きは運気を高める重要な習慣です。朝日を浴びることで分泌される幸せホルモン「セロトニン」は、良質な睡眠を促すメラトニンの原料となり、体内時計の維持に不可欠。規則正しい生活リズムが運気アップの基礎となります。

◎運のいい人は目いっぱいの愛情をもって人を育てる

愛情を持って他者を育てることは、オキシトシンの分泌を促進し、記憧力や学習能力を向上させます。実の子どもに限らず、部下や後輩の育成でも同様の効果が得られ、それが自身の成長と運気の向上につながります。

 ◎運のいい人が「粗野な言動は取らない」納得の理由

ドアの開け閉めを静かに行う、支払い時に丁寧に お金を扱うなど、日常の所作に品があると、周囲との良好な関係が築きやすくなります。ゲーム理論の「しっぺ返し戦略」が示すように、品のある行動は長期的な利益をもたらします。

◎運のいい人は脳が飽きっぽいことを知っている

 人間の脳は本来、刺激に慣れやすく飽きやすい性質を持っています。目標達成のためには、常に新しい刺激を与え続け、報酬系を上手く活用することが重要です。具体的な目標設定と段階的な挑戦が、継続的な運気の向上につながります。

◎「偶然の幸運」をつかみ取る人に共通する考え方

運のいい人は明確な目的意識を持っています。それは「セレンディピティー(偶然の幸運をつかむ能力)」の発揮にも必要不可欠です。目的があってこそ、その達成に向けた準備が始まり、幸運の機会を掴むことができるのです。

サンマーク出版の公式LINE『本とTREE』にご登録いただくと『新版 科学がつきとめた運のいい人』の実際と同じレイアウトで「新版によせて」と「プロローグ――運のいい人ってどんな人?」「第1章 運のいい人は世界の中心に自分を据える」の途中まで(目次含む38ページ)を無料でお読みいただけます。ぜひこの機会にご登録のうえ試し読みをお楽しみください!

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【著者】
中野信子(なかの・のぶこ)
東京都生まれ。脳科学者、医学博士。東日本国際大学特任教授、森美術館理事。2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。著書に『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』(日経BP)、『脳の闇』(新潮新書)、『サイコパス』(文春新書)、『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』(アスコム)、『毒親』(ポプラ新書)、『フェイク』(小学館新書)など。