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サンマーク出版が運営する「人を照らすメディア」。人々をあたたかい光で晴れ晴れさせるような、陽気なメディアです。人生、仕事、心、体などをテーマに記事を毎日配信。人気作家さんたちの連載も。

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記事一覧

あの国の本当の思惑を見抜く、たった1つの真理

トリニダード公国という「人口0人国家」が存在した歴史を知っていますか

ロボットに怯える人間の歴史が意外に短くないという事実

友人の恋愛相談には的確でも自分の話だと冷静さを失う心理の正体

言いたいことは小5レベルの言葉にまとめてみよう

「最高の人材はオールラウンダー」が本当は大嘘でしかない理由

認知症を正しく知らないのに、恐れすぎる人が早合点しがちなこと

「話を聞いてくれた!」と思われる人と相手と噛み合わない人は何が違うか

目の見えない精神科医が「説明が苦手な人」に伝える、グッとわかりやすくなるコツ

しんどい環境にいる人は、そこであえて頑張る必要はない

勉強しても思い出せない人の記憶力を上げるたった1つのコツ

「100年後も残る本を作りたい」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが愛嬌を絶対に欠かさないと言う意味

「1仕事1新しいを入れていく」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが予定調和な安全策を取らない理由

「手や足を動かしている人にはかなわない」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが歩んできた壮絶で痛快すぎる仕事人生

「目的を意識せよ」と言われた人が、どう動けばいいかわかっていない理由

一本調子な話し方とメリハリのある口調「人に与える印象」の圧倒的な差

あの国の本当の思惑を見抜く、たった1つの真理

 ウクライナ侵攻、台湾情勢、南シナ海の領有権争い——。  私たちはつい、こう考えがちです。 「あの指導者の性格が......」 「この国の政策が......」 「あの国の歴史的な確執が......」  しかし、本当の答えは意外なところにあります。その鍵を握るのは「地理」。その檻の中で、国家は知らず知らずのうちに、その運命を生きています。  世界で起きている出来事の真の理由。地政学動画において平均再生回数150万回という圧倒的な支持を得る著者・社會部部長が、不変の地

トリニダード公国という「人口0人国家」が存在した歴史を知っていますか

 ただの「王室ファン」が建国した人口0人国家が、かつて1893年から1895年のたった2年の間に、ブラジル領に存在していました。その名はトリニダード公国。南米大陸・ベネズエラのすぐ近くに浮かぶ島国「トリニダード・トバゴ」とは全く別の存在。どんな歴史があったのでしょうか。  オックスフォード大学で考古学と人類学を専攻した作家、アニメ脚本家のギデオン・デフォー氏が、消えた48国の歴史をまとめた『世界滅亡国家史』よりお届けします。 ブラジル沖の大西洋に存在  トリニダード島は

ロボットに怯える人間の歴史が意外に短くないという事実

 スマートフォンを操作し、家電を遠隔操作し、AIスピーカーに話しかける。そんな暮らしが当たり前になった今、私たちはすでにロボットと共生していると言えるでしょう。  一方で、AIやロボットに人間はさまざまな脅威を感じています。「シンギュラリティ」という言葉がささやかれるようになった最近だけではありません。実は100年も前からの話なのです。『アッと驚く英語の語源』よりお届けします。 robot/チェコ語の苦役 robotを英和辞典で引いてみると、まず「ロボット、人造人間」とあ

友人の恋愛相談には的確でも自分の話だと冷静さを失う心理の正体

「絶対この人は違う!」と確信して始めた恋愛が、半年後には「やっぱり最悪の相手でした」と後悔してしまう。就職活動で「ここしかない」と思い込んだ会社が、入社してみれば自分に合わない職場だった――。  人生の重大な選択で、判断を見誤ってしまうことがあります。友人・知人が同じような状況に陥った時は「それは違うんじゃない?」とすぐに気づくのに、自分のこととなると途端に冷静さを失ってしまう。  それは私たちの内なる視点が、いかに判断を歪めているかを示しています。自分の信念にとらわれな

言いたいことは小5レベルの言葉にまとめてみよう

 名作キャッチコピーも、心に響くスピーチも、実はシンプルな言葉でできています。それは、誰の中にもすでに眠っている、小学生でも知っている言葉ばかりなのです。  現役コピーライターが、短くて簡単な言葉なのに、なぜか伝わるテクニックを満載した『言いたいことは小5レベルの言葉でまとめる。』より冒頭の試し読みをお届けします。  お願いです。 人助けだと思って1分だけ時間をください。 あなたは、老舗の和菓子店「餡子匠堂」(あんこたくみどう)の経営を引き継ぐことになりました。  お店

「最高の人材はオールラウンダー」が本当は大嘘でしかない理由

「優秀な人材は何でもこなせる」。  多くの企業では、これが評価の基準として根付いています。人事評価では弱みの改善が求められ、社員は全領域で高い点数を目指すように促されます。  求められるのはオールラウンダー? でも、本当にそれが正しいのでしょうか?  チームの誰もが、自分の得意分野で目を輝かせる時がある。データ分析に没頭する人、議論を自然とまとめる人、新しいアイデアを生み出す人。それぞれの「強み」を存分に発揮できるとき、チームは自然と最高の結果を生み出しているんです。『

認知症を正しく知らないのに、恐れすぎる人が早合点しがちなこと

「認知症になると別人のようになる」  そんなふうに思っている人は少なくないでしょう。ただ、そんなに単純な話ではありません。進行にはグラデーションがあり、治療できる場合もあります。認知症の周囲には「早合点」がたくさんあり、それが早期発見・治療の機会を奪い、本当の意味で怖い結果を招いているのです。  全国の医師たちが診断法を学びに来る認知症専門医が、最新の知見と現場での経験から、「認知症の診断」「治療」「周囲のかかわり方」「社会の取り組み」などを徹底解説した『早合点認知症』よ

「話を聞いてくれた!」と思われる人と相手と噛み合わない人は何が違うか

「いや、だから私が言いたいのは...」 「うん、わかってるよ。要するに...」 「...違うんです」  こんなやりとりをみずから経験、あるいは見聞きしたことはないでしょうか。相手は一見、話を聞いているように見えます。でも、その言葉の裏には「早く結論を出したい」という焦りが透けて見えます。実は「聞く」という行為には、もっと大切な意味が隠されているのです。  行動科学的な視点から、人間関係における「トゲ」をなくして他者と生きる術に迫った『あいては人か 話が通じないときワニ

目の見えない精神科医が「説明が苦手な人」に伝える、グッとわかりやすくなるコツ

「伝えた」と「伝わった」は、しばしば違う場所に着地します。私たちの誰もが経験するこの現象。謎を解く鍵を、北海道美唄市で「目の見えない精神科医」として働く福場将太さんは、意外なところで見つけました。  福場さんの著書『目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと』よりお届けします。 伝えたのに伝わらない理由 「ねぇねぇ、これ見て。すごいでしょ」 「わぁ! それ良いね」 「じゃあ私のこれと交換してみない?」 「いいけど、それならあっちのほうが合うんじゃない?」

しんどい環境にいる人は、そこであえて頑張る必要はない

「あの人はメンタルが強いなあ」  そんなふうに感じる人が周りにいませんか。プレッシャーの中でも冷静に対応できる人がいる一方で、自分は不安になったりイライラしたり――。でも、実は結果を出している人たちも、同じように悩んでいるものです。  精神科医の木村好珠さんの著書『メンタル弱いまま楽しく生きてく』よりお届けします。 変えるべきはメンタルの弱さじゃなくて、あなたの環境  学校や職場で活躍している人を見て、なんとなくデキる人=メンタル強い人という発想になっている人が多いと

勉強しても思い出せない人の記憶力を上げるたった1つのコツ

「勉強したはずなのに、思い出せない」  試験本番でこのようなことがあっては困ります。  記憶力を高めるカギは、情報を取り入れる「インプット」と、それを引き出す「アウトプット」の関係にあります。『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』より、記憶の仕組みと、より効果的な学習方法について解説します。 アウトプットを意識しながら勉強する  記憶力がいいというのは、覚える力も重要ですが、それ以上に大切なのは、使いたいときにいつでも覚えたことを引き出せる能力です。  その能

「100年後も残る本を作りたい」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが愛嬌を絶対に欠かさないと言う意味

19歳でデザインの世界に入り、独立10年目を迎えるブックデザイナーの佐藤亜沙美さんが大事にしているのは、やりたい仕事があれば願って口に出すこと。一人のクリエイターとして、母として、出版界の未来をどう見据えているのか。全3回のインタビュー後編をお届けします。 (聞き手:武政秀明/SUNMARK WEB編集長) 前編はこちら 中編はこちら 1人前になるまでは仕事を選ばなかった 武政秀明/SUNMARK WEB編集長(以下、武政):仕事を磨く上で意識していたことはあります

「1仕事1新しいを入れていく」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが予定調和な安全策を取らない理由

「1作品1遊び」をモットーに、常に新しい創作に向き合うブックデザイナーの佐藤亜沙美さん。その真髄は、制約を創造の源とし、本の内側から丁寧に作り上げていく姿勢にあります。そんな彼女が語る本の「装丁」への向き合い方、読者との対話、そして本づくりの哲学とは――。全3回のインタビュー中編をお届けします。 (聞き手:武政秀明/SUNMARK WEB編集長) ◎前編はこちら 「1作品1遊び」制約こそが創造性を高める 武政秀明/SUNMARK WEB編集長(以下、武政):佐藤さんに

「手や足を動かしている人にはかなわない」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが歩んできた壮絶で痛快すぎる仕事人生

表紙を見て思わず手に取ってしまったり、触れた質感や重みなどから内容への期待が高まったり――。本という「物体」には不思議な力があります。その源泉となる「装丁」を作り出すのがブックデザイナーです。 今回お話を伺ったのは、佐藤亜沙美さん。19歳でキャリアをスタートし、広告制作会社、出版社を経て、ブックデザイナー祖父江慎(そぶえしん)さんの事務所・コズフィッシュに在籍。2014年に独立して、現在は第一線で活躍しています。季刊文芸誌「文藝」、カルチャー雑誌「クイック・ジャパン」をはじ

「目的を意識せよ」と言われた人が、どう動けばいいかわかっていない理由

 ビジネスの現場で求められるコミュニケーションスキルの一つが「説明」。ただ、一口に説明といっても、意外と奥が深く、わかりやすい人とわかりにくい人がいます。  そもそもなぜわかりやすく説明できないのでしょうか。理由の一つに、「動作」にできていないということがあります。  ベストセラー『「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ』(浅田すぐる著)よりお届けします。 「動詞」と「動作」の違いとは?  突然ですが、あなたに1つ質問があります。 「『動詞』と『動作』、この

一本調子な話し方とメリハリのある口調「人に与える印象」の圧倒的な差

 抑揚をつけて楽しそうに話すか、一本調子で話すか――。同じ内容だったとしても、それだけの違いで相手が受ける印象は変わります。  私たちは普段、「何を話すか」ばかりに気を取られがちです。しかし実は、「どのように話すか」という声のトーンが、コミュニケーションの成否を大きく左右しています。  行動科学的な視点から、人間関係における「トゲ」をなくして他者と生きる術に迫った『あいては人か 話が通じないときワニかもしれません』よりお届けします。 「抑揚」が楽しそうに聞こえる  話