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サンマーク出版が運営する「人を照らすメディア」。人々をあたたかい光で晴れ晴れさせるような、陽気なメディアです。人生、仕事、心、体などをテーマに記事を毎日配信。人気作家さんたちの連載も。

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  • Essay – エッセイ

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Essay – エッセイ

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  • 123本

トリニダード公国という「人口0人国家」が存在した歴史を知っていますか

 ただの「王室ファン」が建国した人口0人国家が、かつて1893年から1895年のたった2年の間に、ブラジル領に存在していました。その名はトリニダード公国。南米大陸・ベネズエラのすぐ近くに浮かぶ島国「トリニダード・トバゴ」とは全く別の存在。どんな歴史があったのでしょうか。  オックスフォード大学で考古学と人類学を専攻した作家、アニメ脚本家のギデオン・デフォー氏が、消えた48国の歴史をまとめた『世界滅亡国家史』よりお届けします。 ブラジル沖の大西洋に存在  トリニダード島は

ロボットに怯える人間の歴史が意外に短くないという事実

 スマートフォンを操作し、家電を遠隔操作し、AIスピーカーに話しかける。そんな暮らしが当たり前になった今、私たちはすでにロボットと共生していると言えるでしょう。  一方で、AIやロボットに人間はさまざまな脅威を感じています。「シンギュラリティ」という言葉がささやかれるようになった最近だけではありません。実は100年も前からの話なのです。『アッと驚く英語の語源』よりお届けします。 robot/チェコ語の苦役 robotを英和辞典で引いてみると、まず「ロボット、人造人間」とあ

友人の恋愛相談には的確でも自分の話だと冷静さを失う心理の正体

「絶対この人は違う!」と確信して始めた恋愛が、半年後には「やっぱり最悪の相手でした」と後悔してしまう。就職活動で「ここしかない」と思い込んだ会社が、入社してみれば自分に合わない職場だった――。  人生の重大な選択で、判断を見誤ってしまうことがあります。友人・知人が同じような状況に陥った時は「それは違うんじゃない?」とすぐに気づくのに、自分のこととなると途端に冷静さを失ってしまう。  それは私たちの内なる視点が、いかに判断を歪めているかを示しています。自分の信念にとらわれな

「話を聞いてくれた!」と思われる人と相手と噛み合わない人は何が違うか

「いや、だから私が言いたいのは...」 「うん、わかってるよ。要するに...」 「...違うんです」  こんなやりとりをみずから経験、あるいは見聞きしたことはないでしょうか。相手は一見、話を聞いているように見えます。でも、その言葉の裏には「早く結論を出したい」という焦りが透けて見えます。実は「聞く」という行為には、もっと大切な意味が隠されているのです。  行動科学的な視点から、人間関係における「トゲ」をなくして他者と生きる術に迫った『あいては人か 話が通じないときワニ

Business – 仕事

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  • 177本

言いたいことは小5レベルの言葉にまとめてみよう

 名作キャッチコピーも、心に響くスピーチも、実はシンプルな言葉でできています。それは、誰の中にもすでに眠っている、小学生でも知っている言葉ばかりなのです。  現役コピーライターが、短くて簡単な言葉なのに、なぜか伝わるテクニックを満載した『言いたいことは小5レベルの言葉でまとめる。』より冒頭の試し読みをお届けします。  お願いです。 人助けだと思って1分だけ時間をください。 あなたは、老舗の和菓子店「餡子匠堂」(あんこたくみどう)の経営を引き継ぐことになりました。  お店

「最高の人材はオールラウンダー」が本当は大嘘でしかない理由

「優秀な人材は何でもこなせる」。  多くの企業では、これが評価の基準として根付いています。人事評価では弱みの改善が求められ、社員は全領域で高い点数を目指すように促されます。  求められるのはオールラウンダー? でも、本当にそれが正しいのでしょうか?  チームの誰もが、自分の得意分野で目を輝かせる時がある。データ分析に没頭する人、議論を自然とまとめる人、新しいアイデアを生み出す人。それぞれの「強み」を存分に発揮できるとき、チームは自然と最高の結果を生み出しているんです。『

勉強しても思い出せない人の記憶力を上げるたった1つのコツ

「勉強したはずなのに、思い出せない」  試験本番でこのようなことがあっては困ります。  記憶力を高めるカギは、情報を取り入れる「インプット」と、それを引き出す「アウトプット」の関係にあります。『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』より、記憶の仕組みと、より効果的な学習方法について解説します。 アウトプットを意識しながら勉強する  記憶力がいいというのは、覚える力も重要ですが、それ以上に大切なのは、使いたいときにいつでも覚えたことを引き出せる能力です。  その能

「目的を意識せよ」と言われた人が、どう動けばいいかわかっていない理由

 ビジネスの現場で求められるコミュニケーションスキルの一つが「説明」。ただ、一口に説明といっても、意外と奥が深く、わかりやすい人とわかりにくい人がいます。  そもそもなぜわかりやすく説明できないのでしょうか。理由の一つに、「動作」にできていないということがあります。  ベストセラー『「いまの説明、わかりやすいね!」と言われるコツ』(浅田すぐる著)よりお届けします。 「動詞」と「動作」の違いとは?  突然ですが、あなたに1つ質問があります。 「『動詞』と『動作』、この

Heart & Body – 心と体

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  • 86本

認知症を正しく知らないのに、恐れすぎる人が早合点しがちなこと

「認知症になると別人のようになる」  そんなふうに思っている人は少なくないでしょう。ただ、そんなに単純な話ではありません。進行にはグラデーションがあり、治療できる場合もあります。認知症の周囲には「早合点」がたくさんあり、それが早期発見・治療の機会を奪い、本当の意味で怖い結果を招いているのです。  全国の医師たちが診断法を学びに来る認知症専門医が、最新の知見と現場での経験から、「認知症の診断」「治療」「周囲のかかわり方」「社会の取り組み」などを徹底解説した『早合点認知症』よ

しんどい環境にいる人は、そこであえて頑張る必要はない

「あの人はメンタルが強いなあ」  そんなふうに感じる人が周りにいませんか。プレッシャーの中でも冷静に対応できる人がいる一方で、自分は不安になったりイライラしたり――。でも、実は結果を出している人たちも、同じように悩んでいるものです。  精神科医の木村好珠さんの著書『メンタル弱いまま楽しく生きてく』よりお届けします。 変えるべきはメンタルの弱さじゃなくて、あなたの環境  学校や職場で活躍している人を見て、なんとなくデキる人=メンタル強い人という発想になっている人が多いと

「あした、朝早くて大変」と憂鬱な人が気づいていないこと

「あした、朝早くて大変なんだ」 「上司が大嫌い」  誰しもが口にしそうなことで、これによって不きげんな気持ちになっているかもしれません。ただ、私たちの心の動きには、誰もが持っているのに、ほとんどの人が気づいていない不思議な仕組みがあります。  スポーツドクター、辻秀一さんの著書でロングセラー『自分を「ごきげん」にする方法』よりお届けします。 気づくだけで心は変わる  脳は勝手に意味づけしていきます。そして、それは死ぬまで続きます。意味づけをやめることは誰にもできませ

18歳時点の体力が将来の収入や病歴にかかわるという衝撃事実

 知能を高めるには机に向かって勉強するしかないと信じている人は少なくないでしょう。しかし、最新の科学研究は、まったく異なる可能性を示しています。必要なのは運動。18歳の時の体力が、その人の学歴や収入、健康状態の傾向を示すという研究結果も出ています。    スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏が、運動が脳にどんな影響を与えるかをテーマに、効果の高い身体の動かし方やそのメカニズムをまとめた『運動脳』からお届けします。 IQを高める  運動によって大人でも子どもでも脳を

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  • 54本

「100年後も残る本を作りたい」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが愛嬌を絶対に欠かさないと言う意味

19歳でデザインの世界に入り、独立10年目を迎えるブックデザイナーの佐藤亜沙美さんが大事にしているのは、やりたい仕事があれば願って口に出すこと。一人のクリエイターとして、母として、出版界の未来をどう見据えているのか。全3回のインタビュー後編をお届けします。 (聞き手:武政秀明/SUNMARK WEB編集長) 前編はこちら 中編はこちら 1人前になるまでは仕事を選ばなかった 武政秀明/SUNMARK WEB編集長(以下、武政):仕事を磨く上で意識していたことはあります

「1仕事1新しいを入れていく」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが予定調和な安全策を取らない理由

「1作品1遊び」をモットーに、常に新しい創作に向き合うブックデザイナーの佐藤亜沙美さん。その真髄は、制約を創造の源とし、本の内側から丁寧に作り上げていく姿勢にあります。そんな彼女が語る本の「装丁」への向き合い方、読者との対話、そして本づくりの哲学とは――。全3回のインタビュー中編をお届けします。 (聞き手:武政秀明/SUNMARK WEB編集長) ◎前編はこちら 「1作品1遊び」制約こそが創造性を高める 武政秀明/SUNMARK WEB編集長(以下、武政):佐藤さんに

「手や足を動かしている人にはかなわない」ブックデザイナー佐藤亜沙美さんが歩んできた壮絶で痛快すぎる仕事人生

表紙を見て思わず手に取ってしまったり、触れた質感や重みなどから内容への期待が高まったり――。本という「物体」には不思議な力があります。その源泉となる「装丁」を作り出すのがブックデザイナーです。 今回お話を伺ったのは、佐藤亜沙美さん。19歳でキャリアをスタートし、広告制作会社、出版社を経て、ブックデザイナー祖父江慎(そぶえしん)さんの事務所・コズフィッシュに在籍。2014年に独立して、現在は第一線で活躍しています。季刊文芸誌「文藝」、カルチャー雑誌「クイック・ジャパン」をはじ

夏まゆみさんが説いた「正しい努力と間違った努力」の決定的な差

「欠点なんて見たくない」 「人に知られたくない」。  誰もが持つそんな気持ちが、実は成長の大きな壁になっているかもしれません。  ダンスプロデューサー/指導者として活躍された夏まゆみさん(2023年6月逝去、享年61)は、本当の成長がその不完全な自分を受け入れることから始まると説きます。夏さんの代表作のひとつ『エースと呼ばれる人は何をしているのか』から一部を抜粋し、「正しい努力」の本質をお伝えします。 欠点を認めなければ「正しい努力」は生まれない 「自分の長所や短所

Book Lover LABO

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  • 6本

本の「タイトル」を考える前に、知っておきたいこと -Book Lover REPORT vol.4

こんにちは。黒川精一です。サンマーク出版の代表をしながら、本の編集をしています。 本を書いたり編集したりしているときに、ずっと頭のどこかでモヤモヤしていることがあります。 「タイトルどうしよう…」 この難題が企画の段階で解決していることもあれば、もうすぐ校了という段階になってもまだ迷っていることもあります。本に限らず、Webの記事も、メルマガも、プロジェクト名も、商品名も、メールを書くときでさえも、すべて「タイトル」が必要で、その出来次第で結果は大きく変わります。 僕

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生成AIど初心者の僕が、わずか1週間で本を執筆できてびっくりした全記録。急に「出版の未来」がやってきた

こんにちは、サンマーク出版の黒川精一です。会社の代表をしながら、本を作る編集者をしています。 「生成AIの書いた原稿なんて、 プロの現場では使えない」 普段、仕事をしていると、そんな声がよく聞こえてきます。AIが書いた原稿は、おもしろみがない。ステレオタイプで人間味がない。人の心をつかむような文章にはならない。そんな風に、僕も思いこんでいました。ほんの2週間前までは…。 ところが、あることをきっかけに「Chat GPT」と「Claude」(クロード)という2つの生成AI

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本だからこそ濃密に描ける「葛藤と対立」について - Book Lover REPORT vol.2

こんにちは、サンマーク出版の黒川精一です。 2024年9月にスタートした「Book Lover LABO  本の未来研究所」の第1回のイベントでは、「本じゃなくていい時代の本のつくり方」というテーマでお話をさせていただきました。 そこでは、本は「行先(目的)」と「ルート(手段)」で構成されていて、多くの本がたとえば、 やせたい お金を増やしたい 英語が話せるようになりたい 時間を効率よく使いたい といった普遍的な「行先」に対して、自らの本の「ルート」の優位性を強調する

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『月刊 Book Lover LABO 』2024年10月号-特集:本じゃなくていい時代の本の作り方

こんにちは!「Book Lover LABO~本の未来研究所~」運営担当の酒見です。Book Lover LABOはサンマーク出版のメンバーが中心になって設立されました。 出版社や職業、書き手、作り手、読み手などの垣根を越えて、「本の世界で仕事をする人」や「本を読むのが大好きな人」が集まり、本の未来を一緒に考えたり、つくったりするためのコミュニティです。 LABOでは毎月、以下の2つをお届けしています! この『月刊 Book Lover LABO』では、前月の活動内容を